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ASUS、着脱式2-in-1のCPUを引き上げ、新色追加
~15.6型ノートも仕様を底上げ
(2014/8/6 13:02)
ASUSは、着脱式2-in-1「TransBook T100TA」に新色のレッドとホワイトを加えるとともに、既存15.6型ノート3機種の仕様を引き上げ、2014年秋モデルとして発売する。価格はいずれもオープンプライス。
TransBook T100TAは、キーボード側にもHDDを搭載するのが特徴の2-in-1。従来モデルは、eMMCの容量、HDDの有無などで3モデルが用意されていたが、2014年秋モデルでは、1仕様に集約。CPUはAtom Z3740(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)から、Atom Z3775(1.46GHz、同)に変更され、本体色はグレーのほか、レッドとホワイトが用意される。
そのほかの仕様は、メモリ2GB、eMMC 32GB(本体)、HDD 500GB(キーボード)、1,366×768ドット表示対応10.1型IPS液晶、Windows 8.1、Office Home and Business 2013を搭載し、店頭予想価格は55,370円前後(税別)。
インターフェイスは、タブレット側にIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、126万画素カメラ、Micro USB、Miro HDMI出力、音声入出力、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープを備える。また、キーボードドック側にもUSB 3.0を1ポート装備する。
タブレット単体のバッテリ駆動時間は約11.1時間。本体サイズは263×171×10.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約550g。キーボードドック接続時のバッテリ駆動時間、サイズ、重量は、約8.5時間、263×171×25.1mm(同)、約1.13kgと、重量は変わらないが、厚みが0.6mmほど増している。
スタンダードノートの「X」シリーズは3モデルを発売
「X555LA」は、Core i7-4510U(2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶(光沢)、Windows 8.1 64bitと、CPUとOSのバージョンが変更。店頭予想価格は、95,000円前後(同)。
インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力を装備。
バッテリ駆動時間は約5.2時間。本体サイズは382×256×25.8mm(同)で若干数値が変わっている。重量は約2.3kg。
「X552LDV」は、CPUがCore i5-3230M(2.6GHz、同)からCore i5-4210U(1.4GHz、同)へ世代が変わり、GPUもGeForce GT 710Mから820Mへ更新された。
そのほかの仕様は、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、Windows 8.1 64bit、KINGSOFT Office 2013 Standard。店頭予想価格は、85,000円前後(同)。
インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力を装備。
バッテリ駆動時間は約6.2時間。本体サイズは380×251×27.18~34mm(同)で、こちらも厚みが変更されている、重量は約2.3kg。
「X553MA」は、CPUがCeleron N2830(2.16GHz、同)からPentium N3530(2.16GHz、同)に変更され、Office Home and Business 2013が追加。店頭予想価格は、78,500円前後(同)。
そのほかの仕様は、メモリ4GB、HDD 500GB、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8.1(64bit)を搭載。
インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0、SDカードリーダ、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n無線LANなどを装備。
本体サイズは380×258.2×25.3mm(同)、重量は約2.2kg。バッテリ駆動時間は約3.3時間になっている。本体色はブラックとホワイトから、パープルとピンクに変更された。
【8月7日15時20分付記】初出時に、前モデルと比べ大きくバッテリ駆動時間が変わったとしておりましたが、これは前モデルと新モデルでJEITAバッテリ動作時間測定法のバージョンが変わったことによるものでしたので、一部本文の表記を修正さえていただきました。ご指摘いただいた読者の方に感謝いたします。