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ASUS、4万円台の15.8時間バッテリ駆動10.1型液晶着脱式PC

~バリエーション豊富な15.6型スタンダードノートPCも

TransBook T100TA
11月2日より順次発売

価格:オープンプライス

 ASUSは、液晶着脱式PC「TransBook」シリーズの10.1型モデルとなる「TransBook T100TA」シリーズ3モデルを11月2日より順次発売。また、15.6型液晶を搭載するスタンダードノートPC「X」シリーズも3製品6モデルが同時期に順次発売される。価格はいずれもオープンプライス。

TransBook T100TA

 TransBook T100TAは、ASUS会長のジョニー・シー氏が「現代版ネットブック」と表す4万円台からの10.1型液晶着脱式のWindows 8.1搭載PC。

 Bay Trail-TコアのAtom Z3740を搭載することでタブレット単体時、約15.8時間のバッテリ駆動時間を実現。2013年3月に発売された「TransBook TX300CA」同様、付属のキーボードドック内にHDD 500GBを内蔵可能な構造となっている。

 このキーボードドックは全モデルに付属するが、ストレージサイズとバンドルソフトの違いで3モデルをラインナップ。

 タブレット内蔵64GB eMMCとキーボードドック側にHDD 500GBを搭載する「T100TA-DK564G」は11月下旬以降発売で、店頭予想価格が54,800円前後。

 内蔵32GB eMMCとキーボードドック側HDD 500GBを搭載し、さらにOffice Home and Business 2013をバンドルする「T100TA-DK532GS」が11月中旬以降に発売。店頭予想価格は59,800円前後。

 内蔵32GB eMMCで、キーボードドック側HDDおよびOfficeなしの「T100TA-DK32G」が11月2日発売。店頭予想価格は44,800円前後。

 そのほかの主な仕様は共通で、CPUがAtom Z3740(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、1,366×768ドット表示対応10.1型IPS/5点タッチ液晶(光沢)、Windows 8.1を搭載。

 インターフェイスは、タブレット側にIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、126万画素カメラ、Micro USB、Miro HDMI出力、音声入出力、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープを備える。また、キーボードドック側にもUSB 3.0を1ポート装備する。

 タブレット単体のバッテリ駆動時間は約15.8時間。本体サイズは263×171×10.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約550g。キーボードドックおよびドック接続時のバッテリ駆動時間やサイズ、重量はモデルによって異なる。詳しくは下表を参照されたい。

【表】TransBook T100TAシリーズのモデル別仕様
T100TA-DK564GT100TA-DK532GST100TA-DK32G
内蔵ストレージ64GB eMMC32GB eMMC
ドック側HDD500GB500GBなし
Officeバンドル××
ドック接続時のバッテリ駆動時間約7.5時間約7.6時間約14.9時間
サイズ(ドック)263×171×13.95mm(同)263×171×13.1mm(同)
サイズ(本体+ドック)263×171×24.45mm(同)263×171×23.6mm(同)
重量(ドック)約583g約520g
重量(本体+ドック)約1.13kg約1.07kg

15.6型スタンダードノート「X」シリーズ

 Xシリーズは、15.6型液晶や光学ドライブを搭載するスタンダードノートPC。3製品がラインナップされる。

 「X550LA」は11月2日発売で、店頭予想価格は94,800円前後。

 主な仕様は、Core i7-4500U(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶(光沢)、Windows 8 64bit。

 インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力を装備。

 バッテリ駆動時間は約7.2時間。本体サイズは380×251×24.8~31.7mm(同)、重量は約2.3kg。

 「X552VL」は11月下旬以降の発売で、店頭予想価格は84,800円前後。

 X550LAから、CPUをCore i5-3230M(2.6GHz、ビデオ機能内蔵)に、HDDを750GB、USBポートをUSB 3.0×2へ変更し、GPUにGeForce GT 710M(1GB、Optimus対応)を搭載する。バッテリ駆動時間は約4.1時間。そのほかの仕様、サイズなどは同じ。

 「K550CA」シリーズは、11月中旬以降の発売で、店頭予想価格は59,800円前後。ダークグレー、ホワイト、レッド、ブルーの4色がラインナップされる。

 X550LAから、CPUがCore i3-3217U(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリが4GB、HDDが500GB、USBポートがUSB 3.0×1、USB 2.0×1へ変更される。バッテリ駆動時間は約4.3時間。そのほかの仕様は共通。

X550LA
X550VL
K550CAシリーズ

(多和田 新也)