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Corsair、側面がほぼアクリルパネルのフルタワーケースを3月に投入
~1,500Wで変換効率が常時94%以上の“80PLUS TITANIUM”電源も
(2014/1/30 17:49)
PCケース
まず紹介されたのがハイエンドのMini-ITXケース「Obsidian 250D」。すでに18日に国内でも販売されている。“妥協なし”をコンセプトに開発された本製品は、奥行き200mmまでのハイエンド電源や、290mmまでのビデオカード、240mmラジエータ、5インチドライブなどを搭載できる。
また、マグネット式のエアフィルタや、上部のアクリルウィンドウ、ツールレスで換装できる2.5インチ/3.5インチシャドウベイ(2基ずつ)などを特徴としている。本体サイズは280×345×290mm(幅×奥行き×高さ)で、容積にして約31LとMini-ITXケースとしてはやや大型だが、Mini-ITXでハイエンドマシンをコンパクトに構築したいユーザーに好適だろう。
続いては3月に発売予定で、未だ実機展示がなかった「Graphite 760T」。フルタワーでありながら、側面のほぼすべてがアクリルパネルとなっており、内部をデコレーションして“魅せる”ことを前提としたケースとなっている。また、この側面パネルはツールレスで観音開きする仕組みとなっている。
前面には2基のLED付き140mm角ファンを搭載。本体色はホワイトとブラックの2色展開で、ホワイトモデルにはホワイトLEDファン、ブラックモデルにはレッドLEDファンを搭載。最大で7基のファンを搭載可能。
また、高さ170mmまでのCPUクーラー、長さ450mmまでのビデオカード、奥行き230mmまでの電源を搭載可能。光学ドライブの違いでデザインを損なわないよう、ベイリーフが1個付属。拡張スロットは8基。フロントインターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力となっている。
なお、Graphite 760Tの価格は未定だが、「おそらく2万円台後半になるのではないか」(園部氏)という。
このほか、左右デュアルチャンバー構造の「Carbide Air 540」については、ホワイトモデルを18日に投入済みだとした。
周辺機器
キーボードの新製品としては、2013年夏にCherryと独占ロンチパートナーとして開発した「Cherry MX RGB」を投入。Cherryが新開発したメカニカルキーを採用するほか、キー1つずつのLEDカラーを1,680万色から自由にカスタマイズできるようにする予定だとした。
近い将来の製品としては、キーボード「K65JP」を2月8日に投入する。現在販売されている「K65」の日本語配列版で、テンキーレスデザインにより、設置スペースが厳しいゲーマー向けのモデルとなっている。
マウスは、現在販売中の「M40」の後継として「Raptor M45」を3月に投入。採用センサーをAvagoの「ADNS-3090」からPixartブランドの「PMW3310」に変更し、50~500dpiまでを50dpi刻みで変更できるようにした。そのほかは従来と同様、プログラミング可能な7ボタン、ウエイトシステム、オンボードメモリなどの搭載を特徴とする。
電源に関しては、デジタル方式で最上位の「AX1500i」を夏頃に投入するとした。1,500Wという大容量、Corsair Linkによる各種コントロールやモニタリングが可能という特徴に加え、常時94%以上の効率を謳う。「80PLUS TITANIUM」に準拠するとしており、市販される単体の電源としては初めての対応となる見込みだ。
また、USBメモリの新製品として、Micro USBとUSBの2つのコネクタがついた「Flash Voyager GO」を2月中に投入予定。16GB/32GB/64GBの3ラインナップで展開するとしており、価格は未定とした。