Futuremark、Windows 8.1互換の「PCMark 8 v1.1.111」

　フィンランドFuturemarkは10日(現地時間)、PCベンチマークソフト「PCMark 8」をv1.1.111にアップデートしたと発表した。

　PCMarkはPC全体の性能を計測するベンチマークスイート。v1.1.111ではWindows 8.1およびInternet Explorer 11との互換性を確保。また「SystemInfo」もv4.21にアップデートし、最新ハードウェアへの対応、ハードウェアスキャンの高速化(50%以上)を図った。

　また、HomeとCreative関連のベンチマークに、OpenCLを使うかどうかのオプションを追加。OpenCL非使用モードでは現時点でメジャーなソフトウェアの性能、OpenCL使用モードでは将来的なソフトの性能を計測できる。そのため、HomeとCreativeのスコアは従来バージョンと比較できなくなっている。Work、Storage、Applicationsについては従来と比較できる。

　さらに、グラフのハードウェアモニタリング機能を追加し、Webブラウジングでテストが固まる問題、ビデオチャット/ビデオグループチャットが空白のウィンドウを表示してしまう問題、32bit版Windowsでクラッシュする問題などを修正した。