インテル株式会社は、34nmプロセス採用のSSD「X25-M Mainstream SATA SSD」用の新ファームウェアと、最適化機能付きユーティリティ「SSDツールボックス」を公開した。
【10月28日追記】ファームウェアが公開中止されました。
新しいファームウェアとユーティリティは、Windows 7のATA Data Set Management命令(Trimコマンド)に対応。ドライブ上では「消去されていない」が、OS側で「削除された」と認識したファイルの同期をとり、不要になったブロックをSSDに通知することで、性能と動作を安定させるという。
また、160GBモデルは今回のファームウェアで書き込み速度が40%向上し、最大100MB/secになるとしている。
SSDツールボックスは、SSD管理ツールを搭載し、S.M.A.R.T.やドライブ情報の取得が可能なほか、OSに依存せず、ユーザーがスケジュール調整してTrimコマンドを自動実行できる。インテルでは、最大性能を確保するため、Trimコマンドを毎日実行することを推奨している。
(2009年 10月 27日)
[Reported by 山田 幸治]