インテル株式会社は22日、34nmプロセス技術を採用した2.5インチSSD「X25-M Mainstream SATA SSD」と、1.8インチSSD「X18-M Mainstream SATA SSD」を発表した。前者は出荷中で、後者は2009年第3四半期に出荷する。
容量はいずれも80GBと160GBの2種類を用意し、1,000個ロット時の単価は80GBモデルが21,750円、160GBモデルが42,540円。
いずれも34nmプロセスを採用したMLC NANDを採用。従来の50nmプロセス採用製品と比較して反応速度を改善し、ランダムライト時に高いIOPS(Input/Output Operations Per Second)を達成、遅延時間も前世代と比較して25%短縮し65μsecを実現した。
同社の測定によれば、4KBランダムライト時で最大6,600IOPS、同リード時で最大35,000IOPSを達成。これにより、デスクトップやノートPC、サーバーやワークステーションのシステムやアプリケーションの応答性を高速化できるという。
また、Windows 7の登場にあわせ、Trim機能に対応した最新のファームウェア、およびWindows XP/VistaにおいてSSDの性能を最適化するエンドユーザー向けのツールを公開する予定。
シーケンシャルリード速度は250MB/sec、同ライト速度は70MB/sec。平均故障間隔は120万時間。耐衝撃性は1,500G。
(2009年 7月 22日)
[Reported by 劉 尭]