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MSI、次世代APU「Godavari」対応を謳うマザー3種

~A88X、A78チップセットを採用

AMD A88Xを搭載する「A88XM-E45」

 MSIは、AMDの次世代APU「Godavari」対応を謳うSocket FM2+のマザーボード3製品を25日に発売する。現行AMDのAPUは「Kaveri」世代となっている。

 チップセットにA78チップセットを搭載する「A78M-E35 V2」は税別店頭予想価格が6,980円前後、A88Xを搭載する「A88XM-E45 V2」は同8,480円前後、同じくA88X搭載の「A88XI AC V2」は同12,980円前後となる見込み。

 この3機種は製品名末尾の「V2」が示すとおり、既存モデルのマイナーチェンジ版で、仕様はほぼ変わらない。メーカー独自機能として搭載している、静電気・電磁波・湿度・温度といった動作環境の高耐性を謳う「ミリタリークラス・エッセンシャルズ」、高品質部品採用を示す「ミリタリークラス4」、自動オーバークロック機能の「OCジニー4」なども同じで、ソフトウェア更新機能が「LIVE UPDATE 5」から「LIVE UPDATE 6」に変わった以外に大きな変更点は見当たらないが、拡張スロットの部分などのカラーリングが若干変更されている。

A78M-E35 V2の仕様

A78M-E35 V2

 A78M-E35 V2は、microATXフォームファクタを採用。チップセットはAMD A78。CPUはSocket FM2+/FM2/A-Series/Athlonに対応。DDR3スロットを2基装備し、最大搭載容量は32GB。オーバークロックでDDR3-2133をサポートする。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×1、PCI×1。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×6。背面パネルインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力を備える。

左斜め
右斜め
背面パネルインターフェイス

A88XM-E45 V2の仕様

A88XM-E45 V2

 A88XM-E45 V2は、microATXフォームファクタを採用し、チップセットにはAMD A88Xを搭載。対応CPUはA78M-E35 V2と同じ。DDR3スロットは4基で、最大搭載容量は64GB。オーバークロックでDDR3-2133をサポート。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×1、PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×1、PCI×1。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×8。背面パネルインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力を備える。

左斜め
右斜め
背面パネルインターフェイス

A88XI AC V2の仕様

A88XI AC V2

 A88XI AC V2は、Mini-ITXフォームファクタ、チップセットはAMD A88X。対応CPUはほかの2製品と同じ。DDR3スロットを2基備え、最大搭載容量は32GBとなる。オーバークロックでDDR3-2133に対応。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×1、Mini PCI Express(ハーフサイズ)×1。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×4。背面パネルインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、Gigabit Ethernet、PS/2×1、音声入出力を備える。

左斜め
右斜め
背面パネルインターフェイス

(中村 真司)