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499ドルでシリーズ史上最薄/最軽量の「Surface 3」

〜14nmの新Atom x7/3:2の10.8型液晶搭載のファンレス2-in-1

「Surface 3」

 米Microsoftは31日(現地時間)、Windows 2-in-1「Surface 3」を発表した。価格は499ドルより。現在米国では予約を受け付けており、4月1日より米国の直営店などで展示を開始。出荷は5月5日。5月7日からは世界26の地域でも発売となる。

 現行の「Surface Pro 3」の下位に位置付けられるモデル。Surface Pro 3が12型でCoreプロセッサを搭載するのに対し、Surface 3は10.8型でAtomを搭載。価格もSurface Pro 3が799ドル(発売時点)からとなっていたのに対し、Surface 3は499ドルからと廉価に設定されている。

 下位モデルではあるが、プロセッサはIntelの最新Atom x7-Z8700(1.6GHzクアッドコア)を採用。同プロセッサはCoreシリーズと同じ14nmプロセスルールを採用するもので、少なくとも大手ブランドのPCでAtom xシリーズを搭載するのは本製品が初と思われる。Atom x7の採用により、発熱を抑え、ファンレス化を実現しているのも特徴。また、角度を変えられるキックスタンドや、シルバーで高級感のある仕上げなどもSurface Pro 3譲りとなっているが、キックスタンドは無段階ではなく3段階の調節となる。

 下位モデルはメモリ2GBとストレージ64GB、上位モデルはメモリ4GBとストレージ128GBを搭載。オプションで4G/LTEも搭載可能。OSは、Windows 8.1 64bitで、Proへの変更も可能。1年間のOffice 365 Personal利用権が付属する。

 液晶は10.8型で解像度は独特な1,920×1,280ドット。Surface Pro 3では、縦位置でも使いやすいと言う3:2のアスペクト比で、色の再現性や発色、視野角などを追求したパネルを搭載しているが、この特性もSurface 3は引き継いでいる。また、256段階筆圧対応のSurface Penによる入力にも対応する。

 本体サイズは267×187×8.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は622gで、Surfaceシリーズで最薄、最軽量。バッテリ駆動時間は約10時間。13Wの充電器が付属するが、Micro USBでの充電に対応し、市販のスマートフォン用モバイルバッテリでも充電可能。

 インターフェイスは、Atom xシリーズ採用により、USBが3.0となっているほか、Mini DisplayPort、microSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、音声出力、350万画素前面カメラ、800万画素背面カメラ、Dolbyオーディオ対応ステレオスピーカーなどを装備。背面カメラはオートフォーカス対応となった。センサー類は、環境光センサー、近接センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、磁気センサーなどを備える。

 オプションとして、カバー兼キーボードの「Type Cover」やドッキングステーションも従来通り提供。タイプカバーはレッド、ブルー、ブラック、ブライトレッド、ブライトブルーの5色が用意。また、ペンについても、シルバー以外に、レッド、ブルー、ブラックが用意される。ドッキングステーションは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、音声入出力、Mini DisplayPort、セキュリティロックを備え、ペンを収納できる。

 なお、26の地域に日本が含まれるかは、現時点では不明。

Type Cover
ドッキングステーション
ドッキングステーションに装着したところ
ペンもカラーバリエーションが増えた

【23時8分】画像を追加し、一部オプションなどについて加筆修正しました。

(若杉 紀彦)