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富士通、ノートでもデスクトップでもない“新形態PC”

~液晶を取り外してタブレットのように利用可能

LIFEBOOK GH77/T

 富士通株式会社は、液晶部分を取り外してタブレットのように利用できる新形態PC「LIFEBOOK GH77/T」を1月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24万円前後の見込み。

 タッチ対応の液晶ディスプレイにバッテリを内蔵し、本体からの画像転送やタッチ通信に無線技術「Cavium」を利用することで、本体から液晶部を取り外して、タブレットのように利用できるPC。15.6型ながら9.8mmの薄さと約980gの軽量性を実現しつつ、ノートPC並みの高性能を実現し、家中どこでも利用できることを特徴とする。

 ブランド名から分かるよう、富士通としてはノートとして位置付けているものの、クラムシェル形態ではない上、液晶は屋外などで利用できるものではないため、“ディスプレイを取り外して利用できる”一体型色の方が強い。つまり、デスクトップ型2-in-1と言える。

 富士通によると、15.6型ノートをほぼ据え置きとして使われるが、それとほぼ同等のフットプリントで、取り外して利用する方法を新しく提案できるとして開発したという。

 この新形態により3つの利用スタイルを提案。1つ目は書斎の机に本体と画面を置き、無線キーボードとマウスを利用する“パソコンスタイル”。2つ目はタブレットを縦置きにし、写真のスライドショーなどを表示させておく“ボードスタイル”。そして3つ目は画面を取り外してソファなどでくつろぎながら動画を楽しむ“タブレットスタイル”となる。

 本体には焦電センサーを内蔵しており、近づくだけで同社のクラウドサービス「My Cloudコンテンツ」を表示する機能を備える。NFCを内蔵しており、スマートフォンのURL連携や動画の継続視聴が可能。

 主な仕様は、CPUにCore i7-4712HQ(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、Intel HM86チップセット、2TB HDD、スロットイン式BDXLドライブ、OSにWindows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business Premiumを搭載する。ディスプレイは1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の15.6型IPSで、約4時間の駆動(JEITA 2.0)が可能。

 本体のインターフェイスはUSB 3.0×4、SDカードスロット、HDMI出力、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、NFC、HD対応Webカメラ、音声入出力などを備える。ディスプレイ側には電源ボタンやボリューム調節ボタン、ステータス表示ボタン、ヘッドフォン出力を搭載する。

 本体サイズは185×241×188mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.9kg。ディスプレイ側のサイズは385×255×9.8mm(同)、重量は約980g。

21.5型の一体型PCも投入

ESPRIMO FH52/T

 このほか、デスクトップPCとしては「ESPRIMO FH52/T」を同時発売する。店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 主な仕様は、CPUにCeleron 1005M(1.9GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、Intel HM76 Expressチップセット、1TB HDD、フルHD表示対応21.5型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business Premiumを搭載する。

 インターフェイスはUSB 3.0×3、USB 2.0×3、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、92万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは518×175~306×357~410mm(同)、重量は約7.1kg。

 なお、23型の「FH78/RD」やRealSense搭載の「WH77/S」、「WH53/S」は秋冬モデルを継続する。

(劉 尭)