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Lenovo、Core M搭載1.19kgの液晶回転型ノート「YOGA 3 Pro」

~3K液晶、新型ヒンジ搭載、12.8mm厚

「YOGA 3 Pro」(クレメインタインオレンジ)

 Lenovoは英国時間の9日、「YOGA」シリーズ新製品発表会をロンドンで開催し、液晶回転型の2-in-1「YOGA 3 Pro」を発表した。なお、細かな仕様は日本時間10日午前4時半より開催される発表会で公開される見込み。

 YOGA 3 Proは3,200×1,800ドットの13.3型タッチ液晶を搭載するのは「YOGA 2 Pro」と同じだが、ヒンジ部分が、時計のバンドにヒントを得た「ウォッチバンドヒンジ」を採用。鉄とアルミ製の800以上の部品でできた精密なヒンジで、ヒンジの数を2つから6つにすることで、回転時の安定性とスムーズさを増す一方で、薄型化と軽量化に貢献。本体の厚みは前世代より17%薄い12.8mmに、重量は14%軽い1.19kgを実現した。また、新型ヒンジは2万5千回の開閉テストもパスしている。薄型軽量化にはCPUをCoreシリーズからCore Mへ変更したことも寄与している。

 開発は、Lenovoのカリフォルニア、北京、横浜の3拠点が全て関わっており、例えば本体のカラーリングは北京、排熱は横浜、ソフトウェアはカリフォルニアという分業を行ないつつ、製品を仕上げていった。

 このほか、512GB SSD、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、本体のモードに応じて音響を調整するJBLのオーディオ技術などを搭載。本体色はクレメインタインオレンジ、シャンパンゴールド、プラチナシルバーの3色。ワールドワイドでの出荷は10月末で、価格は1,349ドルより。日本での発売はおおむね期待できそうだ。

シャンパンゴールド
プラチナシルバー

(若杉 紀彦)