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Amazon、Snapdragon 800/高解像度液晶搭載のKindle Fire HDXを国内販売

~15,800円のKindle Fire HD 7型モデルも

Kindle Fire HDXシリーズ
11月5日より順次発売

価格:15,800円~

 Amazon.co.jpは16日、米国時間の9月25日に米Amazonが発売したKindleシリーズの最新モデル「Kindle Fire HDX」シリーズの、国内での予約受け付けを開始した。11月28日より出荷される。また、「Kindle Fire HD」の7型モデルも同時に予約受け付けを開始。こちらは11月5日より出荷される。

 7型液晶搭載の「Kindle Fire HDX」および8.9型液晶搭載の「Kindle Fire HDX 8.9"」はプロセッサにQualcommのSnapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア、Adreno 330内蔵)を搭載。メモリは従来モデルの2倍となる2GB。

 OSは「Fire OS 3.0 “Mojito”」で、スライダー表示、グリッド表示を切り替えてコンテンツ/アプリを一覧表示できるホーム画面の採用や、コンテンツやアプリの利用中にほかのコンテンツへアクセスできる“クイックスイッチ”機能など操作性を高めた。

 液晶はいずれも400cd/平方m以上の高輝度タイプで、sRGB 100%カバーの色域や反射防止技術の採用を謳う。

 Kindle Fire HDXは、1,920×1,200ドット対応7型液晶(323ppi)を搭載するモデル。インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n(MIMO対応)無線LAN、Bluetooth 4.0、720p対応前面カメラ、Micro USB、音声入出力など。環境光、加速度、ジャイロの各センサーも内蔵。

 バッテリ駆動時間は11時間。本体サイズは186×128×9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は303g。

 ストレージ容量別に3モデルが用意される。ラインナップおよび価格は、16GBモデルが24,800円、32GBモデルが29,800円、64GBモデルが33,800円。

 Kindle Fire HDX 8.9"は、2,560×1,600ドット対応8.9型液晶(339ppi)を搭載。インターフェイスはKindle Fire HDXとほぼ同じだが、背面にも800万画素カメラを搭載する点が異なる。

 バッテリ駆動時間は12時間。本体サイズは231×158×7.8mm(同)、重量は374g。

 ストレージラインナップおよび価格は、16GBモデルが39,800円、32GBモデルが45,800円、64GBモデルが51,800円。


Kindle Fire HD

 「Kindle Fire HD」は、既存の8.9型タブレット「Kindle Fire HD 8.9"」の7型モデルとなるが、OSはHDXシリーズと同じくFire OS 3.0 “Mojito”を搭載する。

 主な仕様は、1.5GHz動作のデュアルコアCPU、メモリ1GB、1,280×800ドット対応7型IPS液晶(216ppi)。インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Micro USB、音声入出力。センサーは加速度とジャイロ。

 バッテリ駆動時間は10時間。本体サイズは191×128×10.6mm(同)、重量は345g。

 ストレージラインナップおよび価格は、8GBモデルが15,800円、16GBモデルが17,800円。

(多和田 新也)