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XPから乗り換えるのは「今でしょ!」

~WDLCが林修氏を起用し、買い換えキャンペーンを実施

10月15日 発表

 PC、ソフト、周辺機器メーカー、そして販売店などが参加する「WDLC」(Windows Digital Life Consortium)は15日、11月6日から「最新パソコン、買うなら今でしょ!」キャンペーンを開始することを明らかにした。

 キャンペーンの名称からも分かるように、「今でしょ!」のフレーズが人気の東進ハイスクール講師の林修氏をキャンペーンキャラクターに起用。年末商戦の量販店店頭で、林氏の「今でしょ!」のポーズとともに、「最新パソコン、買うなら今でしょ!」というコミュニケーションメッセージを展開することになる。

 キャンペーンの開始に向けて、Windows 8.1搭載PCが店頭展示される10月18日から、量販店店頭において、同キャンペーンの販売促進物が順次設置される予定だ。

 今回のキャンペーンは、Windows XPのサポート終了を2014年4月に控えて、その直前となる最大の商戦期である年末商戦および、2014年春の進入学需要に向けて、約半年間に渡って、最新PCへの買い換え促進を訴求するものとなる。

 サポート期限が近いWindows XPからの移行を、個人ユーザーを対象に訴求していくものとなるが、現在、Windows VistaやWindows 7を利用している個人ユーザーにも、Windows 8.1によるタッチ操作の利便性や、2-in-1という最新PCならでは特徴を知ってもらい、買い換えてもらうこともキャンペーンの狙いの中に含めているという。

 「カンタンすぎる最新パソコン」をキーワードに、各社の最新PCを紹介。液晶一体型タイプでは、「ママの年末パーティーの写真整理」において画像処理が速いパワフルさと、タッチ操作が生きることを示す一方、タッチノートでは「シニアの旅行は最新パソコンが輝く」として、旅行や趣味に関する情報をタッチ操作でストレスなく操作し、写真を使った年賀状作りも簡単なタッチ操作が行なえることを訴求する。

 また、2-in-1 PCでは、「子供もわくわく家族でだんらんパソコンライフ」として、タブレット形状では子供と知育アプリで一緒に遊んだり、PCとしての利用では、小中学生が学校でPCのカリキュラムが開始されていることにあわせて家庭学習用PCとしても活用できるとする。

 さらに新旧PCの比較で、最新PCでは薄い、軽い、スタイリッシュという特徴とともに、インターネットのサイト閲覧でも、タッチ操作で快適に操作できることを訴える。

 そのほか、データ保存やデータ移行に最適なHDDや、タッチ操作に対応したOfficeアプリケーション、Windowsストアから提供されるアプリも紹介することになる。

 一方、キャンペーン専用サイトでは、林氏による「カンタンパソコンレッスン」、「Windows 8 vs Windows XP」を提供。ここでは動画によるレッスンも行なわれる。また、林氏の「今でしょ!」の文字を入れた「キーボードに貼るでしょステッカー」プレゼントも行なわれる。

 個人ユーザーのWindows XPからの移行はこれからが本番と見られている。人気の林氏を起用したPC業界全体をあげたキャンペーンによって、Windows XPサポート終了直前の最後の買い換えが、「今でしょ!」であることを訴えることになる。

(大河原 克行)