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Microsoft、Haswell搭載の「Surface Pro 2」とTegra 4搭載の「Surface 2」
~日本でも近日発表か?
(2013/9/24 01:48)
米Microsoftは23日(現地時間)、同社ブランドのタブレットPC「Surface」の新製品を発表した。米国では現地時間24日より予約を開始し、欧米、アジア太平洋地域の21カ国で10月22日より、中国では11月初旬より発売だが、この中に日本は含まれていない。
「Surface Pro 2」は「Surface Pro」の後継のWindowsタブレット。CPUが第3世代Coreから第4世代Coreになり、性能を引き上げつつバッテリ駆動時間が6割延びたほか、上位モデルはメモリとストレージ容量を倍増させた。
主な仕様は、Core i5-4200U(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB+SSD 64/128GBかメモリ8GB+SSD 256/512GB、1,920×1,080ドット(フルHD)表示/10点タッチ対応10.6型液晶、Windows 8.1 Proを搭載。1,024段階筆圧対応のデジタイザも付属する。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、720p Webカメラ(前面/背面)、USB 3.0、microSDXCカードスロット、Mini DisplayPortなどを装備。センサー類は、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロ、地磁気センサーなどを内蔵。
本体サイズは約274.6×173×13.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約907g。バッテリ容量は42Whで、駆動時間は明記されていないが、前世代から6割増だと、約6.4時間となる。
価格は、64GBモデルが899ドル、128GBモデルが999ドル、256GBモデルが1,299ドル、512GBモデルが1,799ドル。なお、512GBモデルは当初、供給が少ないという。
「Surface 2」は「Surface RT」の後継のWindows RTタブレットで、製品名から「RT」がなくなった。こちらもCPUがTegra 3からTegra 4に進化したほか、液晶解像度もフルHDになり、バッテリ時間を向上させつつ、本体は若干薄く、軽くなった。
主な仕様は、Tegra 4(1.7GHz)、メモリ2GB、ストレージ32/64GB、フルHD表示/5点タッチ対応10.6型液晶、Windows RT 8.1、Office 2013 RTを搭載。
インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、350万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、USB 3.0、microSDXCカードスロット、HDビデオ出力ポートなどを装備。センサー類は、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロ、地磁気センサーなどを内蔵。
本体サイズは約274.6×172.4×8.9mm(同)、重量は約676g。バッテリ駆動時間は動画再生時で最大10時間。
価格は32GBモデルが449ドル、64GBモデルが549ドル。
このほか、アクセサリとして、タッチ式キーボードカバーの「Touch Cover 2」、メカニカルキーボードカバーの「Type Cover 2」、本体の5割の容量のバッテリ内蔵のメカニカルキーボードカバー「Power Cover」、これらのカバーに対応するBluetooth無線アダプタ「Wireless Adapter for Typing Covers」、USB 3.0、USB 2.0×3、Ethernet、DisplayPort、音声入出力を備えるSurface Pro/Pro 2用ドッキングステーションなどが用意される。
【12時15分追記】国内での発売予定は不明だが、日本のSurface担当者がTwitterにて「日本での発売については、発表できるタイミングになりましたら、あらためてお知らせします」と24日11時55分にツイートしており、国内でもそう遠くない段階で発売される雰囲気だ。