RITEA、2011年度の情報機器リユース/リサイクル実績を発表

11月21日 発表



 一般社団法人 情報機器リユース・リサイクル協会(RITEA)は21日、2011年度(2011年4月~2012年3月期)の情報機器に関するリユース・リサイクルの実績を発表した。

 PCリユース(中古販売)台数は、ノートPCが996,000台、デスクトップPCが764,000台、ワークステーションが1,000台、サーバーが44,000台で、本体合計1,605,000台となった。

 リユースPCの販売台数は、前年度と比較して14%減っているが、新製品製造年度から過去3年以内のものが占める割合が37.8%と高く、特に企業ユーザーがWindows 7へ積極的に移行したことに伴う、早期買い替えが影響したとRITEAは分析している。

 このほか液晶ディスプレイは681,000台、CRTディスプレイは12,000台販売した。

 一方資源として回収した実績は、ノートPCが113,960台、デスクトップPCが151,750台、ワークステーションが4,300台、サーバーが32,320台、液晶ディスプレイが73,080台、CRTディスプレイが20,660台だった。資源再利用率は70%以上と高く、目標値を大きく上回った。

(2012年 11月 21日)

[Reported by 劉 尭]