富士通株式会社は、液晶側を外してタブレットとして使える11.6型ハイブリッドPC「STYLISTIC QH77/J」を10月26日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は16万円強の見込み。
クラムシェルのノートPCとして使えるほか、液晶側を外してタブレットとしても使えるハイブリッドPC。企業向けの「STYLISTIC Q702/F」をベースにした製品とみられる。液晶はIPS方式で、タッチ操作は静電容量式、デジタイザー(スタイラスペン付属)に対応する。
主な仕様は、Core i5-3427U(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB(オンボード、交換不可)、SSD 64GB、Intel QM77 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応11.6型ワイド液晶、Windows 8 64bit、Office Home and Business 2010を搭載。
インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、SDカードスロット、指紋センサー、前面92万画素/背面500万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。
キーボードドッキングステーションには、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピンを備える。バッテリも内蔵し、本体の電源OFF/スリープでACアダプタを接続していない時に、ドッキングステーション側から本体へ充電を行なう。
バッテリ駆動時間は、タブレット状態で約4.8時間、キーボード装着時で約10.7時間。本体サイズと重量は、タブレット時が302×195×12.7mm/約850g、ノートPC時が302×203×26.1mm(同)/約1.7kg。
(2012年 10月 19日)
[Reported by 山田 幸治]