米Microsoftは17日(現地時間)、第2世代となるテーブル型インターフェイス「Surface」を23カ国で予約販売開始したと発表した。
Surfaceはタッチ操作のテーブル型コンピュータ。プラットフォームはWindowsだが、利用する場所や企業によってインターフェイスはフルカスタマイズするのが前提で、店頭での近未来的な商品説明用途に使ったりする。
第2世代目となる「SUR40」はSamsungが製造を手がけており、薄型TVからそのまま足が生えたテーブルのような形状をしている。液晶パネルには、「PixelSense」を採用。この液晶は、光学センサーを内蔵しており、映像を出力するだけでなく、表面に置かれたものを光学的に検知できる。これにより、指だけでなく、デジカメなどモノを置いても、それを認識でき、最大50点までを検出できる。
内部仕様は、Athlon X2 245e(2.9GHz)、メモリ4GB、HDD 320GB、AMD Radeon HD 6750M、AMD RS780Eチップセット、Windows 7 Professionalを搭載。液晶は40型で、最大表示解像度が1,920×1,080ドット、輝度300cd/平方m、コントラスト比2,000:1、応答速度8ms(中間色)、視野角は上下/左右とも178度。
本体サイズは、1,095×707.4×728mm(幅×奥行き×高さ)、重量は39.5kg。
なお、当初の23カ国に日本は含まれないが、12月以降、販売地域を順次拡大していく。
(2011年 11月 18日)
[Reported by 若杉 紀彦]