株式会社ナナオは、産業市場向けの36.4型ワイド液晶ディスプレイ「DuraVision FDH3601」を9月7日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は288万円。
4,096×2,160ドット(4K×2K)の表示に対応した、36.4型ワイド液晶ディスプレイ。大量の情報表示が求められる地理情報表示や航空管制、地図測量などの産業向けとしている。24時間連続使用で2年間の長期保証を行なっている。
このほか、約30cd/平方mから700cd/平方mの広範囲で輝度を調節できる機能、長寿命を実現したホワイトLEDバックライト、16bitルックアップテーブルによる多階調化処理、10bit対応パネルによる約10億7,374色の同時表示、離席センサー、表示ムラを抑制するデジタルユニフォミティ補正回路などを搭載する。
パネルは広視野角/低色度変位タイプを採用。そのほか主な仕様は、コントラスト比が1,000:1、応答速度が25ms(中間色は8ms)、視野角が上下/左右ともに176度。
インターフェイスは、Dual Link DVI-D×2、DisplayPort×2(使用の際はいずれか2系統入力が必要)。本体サイズは896×323×543~563mm(幅×奥行き×高さ)。
(2011年 6月 20日)
[Reported by 劉 尭]