7月15日(現地時間) 発表
米AMDは15日(現地時間)、2010年第2四半期の決算を発表した。これによると、売上高は16億5,000万ドルで過去最高の第2四半期売上となった。
アメリカ会計基準の営業利益は1億2,500万ドル、純損失は4,300万ドルで、これにはGLOBALFOUNDRIESに関する資本損失の1億2,000万ドルが含まれる。特別項目を除いた営業利益は1億3,800万ドル、純利益は8,300万ドル、1株当たり利益は0.11ドルとなる。
CPUなどのコンピューティングソリューション部門は、売上高が前年比31%増と、好調だった直前期から4%増加。営業利益は1億2,800万ドル。ノートPCのCPUおよびチップセットの出荷が過去最高だったほか、平均価格が前年から上昇した。
GPUのグラフィックス部門は、売上高が前年比87%増で、好調だった直前期からも8%増加。営業利益は3,300万ドル。GPU出荷数は過去最高だった。これまでのDirectX 11対応GPUの出荷数は1,600万個を超えたという。
この四半期は、Phenom II X6シリーズ、ノートPCの新プラットフォーム、Opteron 4100シリーズを出荷し、ソニーがノートPCにAMDを採用。COMPUTEXではFusionプロセッサ(APU)のデモを実施した。
(2010年 7月 16日)
[Reported by 山田 幸治]