AMD、2009年第2四半期の赤字はやや縮小

7月21日(米国時間) 発表



 AMDは21日(米国時間)、2009年度第2四半期(4月~6月期)の決算を発表した。

 これによれば、第2四半期の売上高は11億8,400万ドル、純損失は3億3,000万ドル、1株あたりの損失は0.49ドルとなった。

 売上高は前期比でほぼ横ばい、前年同期比で13%減となった。赤字は継続しているものの、直前期の4億1,600万ドルからは改善した。

 AMDは第2四半期中にSix-Core Opteronを出荷したほか、ハイエンドCPUであるPhenom II X4 955 Black Editionもリリース。さらにHPやBenQからAthlon Neo CPUを搭載したデスクトップやノートも出荷された。

 また、初の40nmプロセスを採用したGPU「Radeon HD 4770」、オーバークロックで動作クロック1GHzを達成できるGPU「Radeon HD 4890」などを出荷した。さらにWindows 7の登場にあわせ、DirectX 11対応のGPUの開発も進めている。

(2009年 7月 22日)

[Reported by 劉 尭]