AMD、2009年度通期で3億400万ドルの黒字に転換

1月21日(現地時間) 発表



 米AMDは21日(現地時間)、2009年度第4四半期、および通期の決算を発表した。

 これによれば第4四半期の売上高は16億4,600万ドル、純利益が11億7,800万ドル、1株あたりの利益が1.52ドルとなった。これにはIntelとの12億6,700万ドルの訴訟和解金を含んでいる。

 2009年度通期は、売上高が54億300万ドル、純利益が3億400万ドルとなった。2008年度の31億2,900万ドルの赤字から黒字に転じた。

 4半期の部門別収入は、CPUを含むComputing Solutionsが前年同期比39%増の12億1,400万ドル、GPUを含むGraphicsが同58%増の4億2,700万ドル。通期ではそれぞれ9%減の41億3,100万ドル、4%増の12億600万ドルとなった。CPU/GPUともに、出荷数は増加したが、平均価格は下がった。

 なお、2010年度の決算からは、GLOBALFOUNDRIESの財政結果を統合せず、AMD Product Companyの営業成績のみを報告する。GLOBALFOUNDRIESへの投資は持分法で説明される。

(2010年 1月 22日)

[Reported by 劉 尭]