ソニー、AMD採用のエントリーノート「VAIO E」(EE)シリーズ
~大画面ノートVAIO F/Eシリーズ夏モデル

VAIO Eシリーズ(EEシリーズ)

6月19日より順次発売

価格:オープンプライス



 ソニーは、大画面ノートPC「VAIO E」シリーズ、フラグシップ「VAIO F」シリーズの夏モデルを6月19日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 ハードウェアはマイナーチェンジで、Office 2010をプリインストール。新たにVAIO Eシリーズのエントリーモデルとして、AMDモデルを追加した。

●VAIO Eシリーズ

 15.5型のVAIO Eシリーズは、エントリーモデル「EE」シリーズとして、AMDプラットフォームを採用する新モデルを追加。筐体はマットカラーを採用している。これまでのカラフルなモデルは「EB」シリーズとなる。

 AMDモデル「VPCEE26FJ」は7月発売。本体色はマットブラック、マットホワイトの2色が用意され、店頭予想価格は110,000円前後の見込み。

VPCEE26FJ/BIVPCEE26FJ/WI

 主な仕様は、Athlon II P320(デュアルコア、2.10GHz)、メモリ4GB、HDD 320GB、AMD M880Gチップセット(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.5型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium、Office Personal 2010を搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、メモリースティックデュオスロット、31万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約2.5時間。本体サイズは約369.8×248.4×32.1~37.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.7kg。

 EBシリーズは春モデルからCPUを強化し、Office Home & Business 2010を搭載した。そのほかは春モデルを継承する。

 店頭予想価格は、Core i5-450M(2.40GHz)搭載の「VPCEB29FJ」(6月26日発売)が165,000円前後、Core i3-350M(2.26GHz)搭載の「VPCEB28FJ」(6月19日発売)が145,000円前後の見込み。本体色はブラック、ホワイト、レッド、ブルーの4色。

 カスタマイズモデルは、15.5型、14型ともに新色のマットピンク、Office 2010が選択可能になった。なお、AMDモデルのカスタマイズは無い。

VAIO Eシリーズ(EBシリーズ)15.5型マットピンク14型マットピンク

●VAIO Fシリーズ

 16.4型のVAIO Fシリーズは3モデルを発売。上位2モデルで新しいデジタルTVチューナに刷新して2番組同時AVC録画に対応し、Office Home & Business 2010を搭載する。

 最上位の「VPCF129FJ/BI」は、Core i7-720QM(1.60GHz)、メモリ4GB、HDD 500GB、GeForce GT 330M(1GB)、Blu-ray Disc(BD)ドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示/Adobe RGBカバー率100%の16.4型ワイド液晶、地上デジタルTVチューナ×2(2番組同時AVC録画)、Windows 7 Home Premium(64bit)、Adobe Lightroom 2、Photoshop Elements 8、Premiere Elements 8を搭載し、店頭予想価格は255,000円前後の見込み。

 中位の「VPCF128FJ/B」は、CPUをCore i5-450Mに強化し、新色ブラックに変更。そのほかの仕様は、メモリ4GB、HDD 500GB、GeForce 310M(512MB)、BDドライブ、16.4型フルHD液晶、地デジチューナ×2(2番組同時AVC録画)、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載し、店頭予想価格は195,000円前後の見込み。発売は6月26日。

 下位の「VPCF127FJ/W」の変更点はOfficeのみ。店頭予想価格は175,000円前後の見込み。

 そのほかは春モデルとほぼ同じ。

 カスタマイズモデルはVPCF128FJ/Bと同じ本体色のブラック、Office 2010が選択可能になった。

VPCF129FJ/BIVPCF128FJ/BVPCF127FJ/W

(2010年 6月 8日)

[Reported by 山田 幸治]