NECとNECフィールディング株式会社は、企業内のPCの消費電力を一括して管理できるオフィスサービス「エネパルPC」を12月1日から提供する。価格は1,000ライセンスで1,008,000円。
管理ソフトウェアの画面イメージ |
企業内のPCの消費電力量やCO2排出量などを“見える化”し、複数のPCの利用状況を一元的に管理できる。管理者はCO2削減目標を設定するだけで、利用者ごとの行動パターンに応じてPCの消費電力を自動的にコントロールする。また、部や課のような単位での消費電力/CO2排出量削減の目標設定と進捗を管理できる。
クライアント側は専用のソフトウェアをインストールし、CO2排出量、消費電力、電力料金などを算出し、“見える化”を行なう。目標に達成しそうにない時は注意を促すといった機能も備える。
また、CPUやメモリの利用率、キーとマウスの入力状況などの行動パターンをデータベース化し、過去の行動パターンから将来予測を行なうことで、ユーザーの特性に合わせた節電モードを設定する。
管理ソフトウェア側では、部や課などの単位ごとのCO2削減量目標などを設定、実績などを集計し、グラフや表などで表示する。これらにより、企業の環境意識を高め、さらなる省エネ化を図れるとしている。
(2009年 11月 2日)
[Reported by 劉 尭]