米NVIDIAは、同社デスクトップ向けGPUとして初めてDirectX 10.1に対応するGPU「GeForce GT 220」および「GeForce G210」の製品情報を公開した。
GeForce G210 |
いずれも通常の新製品発表の形ではなく、OEM向け製品として情報が追加された。そのため、仕様の情報などがやや限定的だが、DirectX 10.1対応と明記されていることから、先頃発表されたモバイル向けの40nmプロセス採用GPU「GeForce 200M」シリーズと共通のアーキテクチャを採用するものと思われる。
GeForce GT 220は、SP数48基、コアクロック615MHz、シェーダクロック1,335MHz。メモリは1,580MHz駆動、128bit接続の1GB DDR3。
GeForce G210は、SP数16基、コアクロック589MHz、シェーダクロック1,402MHz。メモリは1,000MHz駆動、64bit接続の512MB DDR2。
いずれも、PureVideo HDやPhysX、CUDAに対応。インターフェイスはPCI Express 2.0 x16。ディスプレイインターフェイスは、GT 220がDVI、HDMI、ミニD-Sub15ピン、G210がDVI、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン。ファンを搭載する。
なお、GeForce GT 220搭載機は日本HPなどからすでに発売されている。
(2009年 7月 9日)
[Reported by 若杉 紀彦]