HP、3種類のクアッドコアCPUが選べるデスクトップPC

e9000(ディスプレイは別売)

6月26日 受注開始
価格:69,930円~



 日本HPは、3種類のクアッドコアCPUを選べるハイエンドデスクトップPC「Pavillion Desktop e9000」の受注を、直販サイト「HP Directplus」で開始した。

 3つのシリーズが用意され、e9190はIntel Core i7 920(2.66GHz)、e9180はIntel Core 2 Quad Q8300(2.5GHz)、e9160はAMD Phenom II X4 810(2.6GHz)が搭載される。同じシリーズ内で、3種類のクアッドコアCPUが選択できるのは珍しい。

 本体は共通で、Micro ATXフォームファクターのミニタワー筐体。電源は共通で460W。本体サイズは約170×420×385mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.9kg

 BTOにより、メモリ、HDD、光ドライブ、ビデオカードなどを選択可能。ビデオカードはNVIDIA GeForce GTS 250/GT 230/GT 220、AMD ATI Radeon HD 4850と選択肢が多い。光ドライブはBlu-ray Discドライブも選択できる。OSも32bit版と64bit版の選択が可能。

 本体デザインは、新デザインコンセプト「ID09」に基づいたもので、モダン&シンプルフォルムを特徴とする。ボディカラーはブラックとシルバーの組み合わせで、HPのロゴを立体造形にするなど質感の向上をめざした。各種インジケータをフロント右上に集約し、メモリーカードスロットやUSBポートをフロント上部にも設置するなど、使いやすさにも配慮されている。

 もっとも安価なe9160の最小構成は69,930円。主な仕様は、Phenom II X4 810、NVIDIA GeForce 9100チップセット、2GBメモリ(最大64GB)、320GB HDD、NVIDIA GeForce GT220(1GB)、DVDスーパーマルチドライブ、Windows Vista Home Premiumなど。

 HDDや光ドライブなどの仕様が共通な、e9180の最小構成は79,800円、e9190の最小構成は89,880円。

(2009年 6月 26日)

[Reported by 伊達 浩二]