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4,500×3,000ドットの圧倒的解像度を誇るクリエイター向け一体型「Surface Studio」

Surface Studio

 日本マイクロソフト株式会社は、クリエイター向けを謳う一体型PC「Surface Studio」を6月15日に発売する。

 なお、速報記事(【速報】日本マイクロソフト、Surface Studioを国内投入)では、CPUは第7世代を搭載すると思われた。これは発表会にあったスライドに基づいた記述であったが、発表会後に配布されたスペックの資料、そして実機での確認により、CPUは第6世代にとどまることが明らかとなった。よってこれはスライドにおける誤記であった。

【17時55分追記】日本マイクロソフトより、搭載プロセッサは第6世代Coreプロセッサであるとの確認が取れました。

このスライドで第7世代Coreプロセッサを搭載するとしていたが、これは誤記のようだ

 Surface Studioの特徴については、これまで数回に渡って紹介してきているので、改めて説明するまでもないだろう。DCI-P3色域に対応し、10点タッチおよび4,500×3,000ドットという圧倒的な解像度に対応した28型PixelSenseディスプレイは、Surface Dialと組み合わせることで、動画/写真/イラストといった本格コンテンツ制作を強力にサポートする。

 ラインナップは3モデル。下位モデルはCore i5、メモリ8GB、GPUにGeForce GTX 965M、64GB SSD+1TB HDDのRapid Hybrid Drive Optionで、税別参考価格は個人向けが384,800円、法人向けが372,800円。

 中位モデルはCore i7、メモリ16GB、GPUにGeForce GTX 965M、128GB SSD+1TB HDDのRapid Hybrid Drive Optionで、税別参考価格は個人向けが444,800円、法人向けが432,800円。

 上位モデルはCore i7、メモリ32GB、GPUにGeForce GTX 980M、128GB SSD+2TB HDDのRapid Hybrid Drive Optionで、税別参考価格は個人向けが529,800円、法人向けが517,800円となっている。

 いずれもOSはWindows 10 Proを搭載し、個人向けモデルはさらにOffice Home & Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。インターフェイスは、SDカードスロット、USB 3.0×4、Mini DisplayPort、Windows Hello対応カメラ、500万画素Webカメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet音声入出力などを搭載する。

 本体サイズはディスプレイ部が637.35×438.9×12.5mm(幅×奥行き×高さ)、ベース部が220×250×32.2mm(同)。重量は9.56kg。

世界最薄の28型タッチディスプレイを実現したSurface Studio
コード1本で完結するシンプルなデザイン
DCI-P3をサポートする
色域の切り替えは通知領域から行なえる
実機はCore i7-6820HQを搭載していた。GPUはGeForce GTX 965M
液晶を倒したところ
最大で160度まで倒すことができる
僅かな力で動作し、しっかり固定される“ゼログラビティ”ヒンジ部
SDカードスロットは本体背面
USB 3.0×4およびGigagbit Ethernetも背面