ニュース
Adobe、PremiereとAfter Effectsに新機能追加
2017年4月21日 13:53
米Adobe Systemsは19日(現地時間)、Adobe Creative Cloudビデオ製品のメジャーアップデートを発表した。Creative Cloud コンプリートプラン利用者は無償で利用できる。
主な新機能は以下の通り。
モーショングラフィックステンプレート
After Effectsで提供されていた機能がPremiere Proで使用可能に。Creative Cloud Librariesで共有できるカスタムのモーショングラフィックステンプレートを作成できる。
エッセンシャルサウンドパネル
Premiere Proに搭載。オーディオのミキシングや音響の向上が可能になる。
カメラシェイクデブラー
After Effectsに搭載。カメラ揺れによるモーションブラーを軽減する。
Character Animator (ベータ版)
PhotoshopやIllustratorで作成した複数のパペットをアニメーション化可能。新たなウォークサイクルの追加でフルボディアニメーションに対応する。
チームプロジェクト(ベータ版)
Creative Cloudグループ版とエンタープライズ版で提供される共同作業ワークフローが、Dynamic LinkとAdobe Media Encoderに対応する。
アンビソニックオーディオ
Premiere Proに搭載。VRビデオ制作対応能力が拡張し、空間音声に対応する。
数百のサードパーティ連携
Premiere ProがAppleのMacBook ProのTouch Bar、およびMicrosoftのSurface Dialによるタイムライン、ホットフロートとテキスト値の変更時のシャトルコントロールに対応する。
加えて、追加機能として、Adobe SenseiによりPremiere ProとAuditionで、タイムライン全体のオーディオのラウドネスを自動的に標準化可能。Character Animatorでは、パペットのリップシンクが可能。Adobe Experience Cloudでは、ビデオリコメンデーションエンジンを搭載する。
Adobe Stockとの連携も可能になる。Adobe Stockのビデオアセットにアクセスし、アプリケーション内での直接検索とスクラブ再生に対応。また、Premiere ProおよびAdobe Media EncoderからAdobe Stockに投稿し、YouTube、Facebook、TwitterおよびBehanceに投稿できる。