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モトローラ、25,000円を切る5型スマートフォン「Moto G5」

~Snapdragon 625搭載の「Moto G5 Plus」も

Moto G5(ルナグレー)

 モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社は、エントリー/ミドルレンジ向けのSIMロックフリースマートフォン「Moto G5」、「Moto G5 Plus」を3月31日に発売する。価格は前者が24,624円、後者が38,664円。

 先だって投入された「Moto G4」の後継モデル。高級感のあるメタルボディ、高性能カメラ、終日駆動可能なバッテリなどを備え、プレミアムな機能を低価格帯で実現。現在国内で拡大しているSIMロックフリースマートフォン市場において、「みんなのプレミアム」をキーコンセプトに据え提案していくという。

 両モデルともに、端末をひねってのカメラ起動や、振り下ろしてのライト点灯などが行なえる「Motoアクション」機能を搭載。指紋認証機能も備え、“ピュアAndroid”といった前世代の特徴も継承する。

 今回新たに、指紋センサーの上でフリックすることでAndroidの3ボタン相当の操作が行なえる機能を搭載し、画面上の3ボタンを隠してより画面を広く使えるようになった。

ジャイロセンサーを使ったカメラ起動。手首を2回ひねることでカメラが起動する
指紋センサーをフリックしたりすることでAndroidの3ボタン相当の動作を行なう「ワンボタンナビ」。オンにすると画面上のソフトウェアボタンが消え、より広く画面が使えるようになる
ワンボタンナビをオンにした時のホーム画面。上と比較してもらえば一目瞭然だ

Moto G5

Moto G5

 Moto G5は低価格な5型スマートフォン。本体色はルナグレーとファインゴールドの2種類が用意される。

 主な仕様は、SoCにSnapdragon 430(MSM8937、1.4GHzオクタコアCPU+Adreno 505 GPU)、メモリ2GB、ストレージ16GB、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応5型液晶ディスプレイ、OSにAndroid 7.0を搭載する。

 インターフェイスは、microSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11a/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2、1,300万画素背面/500万画素前面カメラ、音声入出力などを備える。センサーは指紋、加速度、ジャイロ、近接、照度など。

 SIMはNano SIM×2で、夏のアップデート以降デュアルSIMデュアルスタンバイ対応する。対応バンド帯は4Gが1/3/5/7/8/19/20/28(TD-LTEは38/40)、3Gが1/2/5/8/19(6含む)、2Gが850/900/1,800/1,900MHz。

 バッテリ容量は2,800mAh。本体サイズは73×144.3×8.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約149g。

ルナグレーの背面
本体側面
ファインゴールド
ファインゴールドの背面

Moto G5 Plus

Moto G5 Plus(ファインゴールド)

 Moto G5 PlusはG5からSoCやメモリ、ストレージを強化し、画面を5.2型に拡大した上位モデル。本体色はルナグレーとファインゴールドの2種類が用意される。

 主な仕様は、SoCにSnapdragon 625(MSM8953、2GHzオクタコアCPU+Adreno 506 GPU)、メモリ4GB、ストレージ32GB、フルHD表示対応5.2型液晶ディスプレイ、OSにAndroid 7.0を搭載する。

 インターフェイスは、microSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11a/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2、1,200万画素背面/500万画素前面カメラ、音声入出力などを備える。センサーはNFC、指紋、加速度、ジャイロ、近接、照度など。

 SIMはNano SIM×2でDSDSに対応。対応バンド帯は4Gが1/3/5/7/8/19/20/28(TD-LTEは38/40/41)、3Gが1/2/5/8/19(6含む)、2Gが850/900/1,800/1,900MHz。

 バッテリ容量は3,000mAh。本体サイズは74×150.2×7.7mm(同、最薄部)、重量は約155g。

背面
本体側面のボタン
左の2台がMoto G5、右の2台がMoto G5 Plus。画面の大きさが異なる