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消費者庁、Windows 10無償アップグレードに関して注意を呼びかけ
2016年6月22日 12:03
消費者庁は22日、「Windows 10への無償アップグレードに関し、確認・留意事項が必要な事項について」と題した文書を公開した。ユーザーがアップグレードの日時変更や、キャンセルを行なわない限り、その日時になると自動的にアップグレードが開始されるため、その注意を促す形だ。
この文書では、アップグレードを行なう前に、今利用しているOSとの違い、ソフトウェアや周辺機器が対応してるか、アップグレード手順を確認するように指示しているほか、アップグレードを行ないたくない場合の手順を図解と共に解説している。特に、アップグレードの確認メッセージを閉じるだけでは予約はキャンセルされないことを注意するよう呼びかけている。
また、アップグレードを行なうと、誤ってアップグレード中に電源を切るとPCが起動しなくなることがある、ソフトやハードがWindows 10に対応しておらず使えなくなる、PCが古いため正常に動作しないことがある、アップグレード中はPCを利用できなくなる点も注意が必要だとしている。
不明な点や不具合が発生した場合は、日本マイクロソフトのAnswer Deskサポート窓口に問い合わせるよう促している。