山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ
Amazon「Fire HD 8」
~Fire史上最薄の7.7mmの筐体を持つ8型タブレット
(2015/10/9 06:00)
「Fire HD 8」は、KindleストアやAmazonビデオなど、Amazonが提供するデジタルコンテンツを楽しめる8型タブレットだ。同時発売の10型モデル「Fire HD 10」と並び、現行のFireシリーズのラインナップの中では中間に当たるグレードの製品である。
第5世代Fireシリーズの1つとして発表された本製品は、プライム会員限定で4,980円という衝撃的な価格の「Fire」の陰に隠れてしまっているが、Fire史上最薄の7.7mmのボディを持ちつつ、8型としてはリーズナブルな19,980円(8GBモデル)という価格設定が特徴のタブレットだ。解像度はFireよりも一回り高く、またIEEE 802.11acでの通信にも対応するなど、Fireのワンクラス上に位置付けられる製品である。
今回はこの「Fire HD 8」を、第5世代Fireのほか、ほぼ同等の7.9型という画面サイズを持つ「iPad mini 4」、さらに本体サイズが酷似した同じ8型の「Xperia Z3 Tablet Compact」と比較しつつ、主に読書端末としての使い勝手をチェックしていこう。
スペックはFireとFire HDXの中間。筐体はFire史上最薄の7.7mm
まずはほかのFireシリーズとの比較から。7型のFireのほか、同時発売のFire HD 10、さらに8.9型の第4世代Fire HDX 8.9とも比べてみたい。
Fire(第5世代) | Fire HD 8(第5世代) | Fire HD 10(第5世代) | Fire HDX 8.9(第4世代) | |
---|---|---|---|---|
発売年月 | 2015年9月 | 2015年9月 | 2015年9月 | 2014年11月 |
サイズ(最厚部) | 191×115×10.6mm | 214×128×7.7mm | 262×159×7.7mm | 231×158×7.8mm |
重量 | 約313g | 約311g | 約432g | 約375g |
OS(発売時) | Fire OS 5 | Fire OS 5 | Fire OS 5 | Fire OS 4 |
CPU | クアッドコア1.3GHz×4 | クアッドコア 1.5GHz×2、1.2GHz×2 | クアッドコア 1.5GHz×2、1.2GHz×2 | クアッドコア 2.5GHz |
RAM | 1GB | 1GB | 1GB | 2GB |
画面サイズ/解像度 | 7型/1,024×600ドット(171ppi) | 8型/1,280×800ドット(189ppi) | 10.1型/1,280×800ドット(149ppi) | 8.9型/2,560×1,600ドット(339ppi) |
通信方式 | 802.11b/g/n | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
内蔵ストレージ | 8GB(ユーザー領域5GB) | 8GB(ユーザー領域4.5GB) 16GB(ユーザー領域11.6GB) | 16GB(ユーザー領域11.6GB) 32GB(ユーザー領域26GB) | 16GB(ユーザー領域9.9GB) 32GB(ユーザー領域24.3GB) 64GB(ユーザー領域52.9GB) |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 7時間 | 8時間 | 8時間 | 12時間(書籍のみの場合18時間) |
カメラ | 前面、背面 | 前面、背面 | 前面、背面 | 前面、背面 |
microSDカードスロット | ○ | ○ | ○ | - |
価格(発売時) | 8,980円 (プライム会員価格 4,980円) | 19,980円(8GB) 21,980円(16GB) | 29,980円(16GB) 32,980円(32GB) | 40,980円(16GB) 47,180円(32GB) 53,280円(64GB) |
カラーバリエーション | ブラック | ブラック、ブルー、オレンジ、ピンク | ブラック、ホワイト | ブラック |
【お詫びと訂正】初出時にFire HDX 8.9の画面解像度の情報が誤っておりました。お詫びして訂正させていただきます。
Fire HDシリーズは世代によってラインナップにおける位置付けが異なっており、初めて登場した第2世代ではハイエンドモデルという位置付けだったのが、第3~4世代ではHDXシリーズの下位に当たるエントリーモデルという扱いになり、そして今回の第5世代では無印Fireが復活したことで、ラインナップの中間に当たる、言うなればミドルクラスとでも呼ぶべきグレードに収まっている。
製品のスペックもこうした位置付けを反映しており、Wi-Fiは5GHz帯非対応だったFireと異なり、IEEE802.11acでの通信にも対応するなど、Fireよりも上位のHDXシリーズに近いスペックである。もっともFireより圧倒的に上位かというとそうではなく、解像度は1,280×800ドット(189ppi)と、Fireの1,024×600ドット(171ppi)と比較してもわずかな差でしかない。ユーザの側からすると1,920×1,080ドット程度は欲しいが、そうなるとHDXシリーズとのバランスが取れず、またコストも合わないという判断なのだろう。
もう1つの特徴は本体の薄さだ。7.7mmという本体の薄さは、ほんの0.1mmとは言えFire HDX 8.9の厚みを下回っており、同時発売のFire HD 10と並んで歴代のFireシリーズの中で最薄である。こうした厚みの差もあってか、重量は画面が一回り小さいFireよりも2g軽く抑えられている。これまでの「Fire=重い」というイメージを払拭しうる製品と言える。
続いて同等サイズの他社製品とも比べてみよう。本製品と同じく8型の「Xperia Z3 Tablet Compact」のほか、先日発売になったばかりの7.9型の「iPad mini 4」とも比べてみよう。OSの違いなどもあり、スペックの中には直接比較できない項目もあるので、あくまでも参考として見てほしい。
Fire HD 8(第5世代) | Xperia Z3 Tablet Compact | iPad mini 4 | |
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Amazon | ソニー | Apple | |
発売年月 | 2015年9月 | 2014年11月 | 2015年9月 |
サイズ(最厚部) | 214×128×7.7mm | 123.6×213.4×6.4mm | 203.2×134.8×6.1mm |
重量 | 約311g | 約270g | 298.8g |
OS | Fire OS 5 | Android 4.4→5.1 | iOS 9 |
CPU | クアッドコア 1.5GHz×2、1.2GHz×2 | Qualcomm Snapdragon 801 Quad-core 2.5GHz | 64bitアーキテクチャ搭載第2世代A8チップ、M8モーションコプロセッサ |
RAM | 1GB | 3GB | 2GB |
画面サイズ/解像度 | 8型/1,280×800ドット (189ppi) | 8型/1,920×1,200ドット(283ppi) | 7.9型/2,048×1,536ドット(326ppi) |
通信方式 | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
内蔵ストレージ | 8GB(ユーザー領域4.5GB) 16GB (ユーザー領域11.6GB) | 16GB 32GB | 16GB 64GB 128GB |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 8時間 | 約12時間(Wi-Fi Web閲覧時) | 最大10時間(Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生) |
microSDカードスロット | ○ | ○ | - |
価格(2015/10/5時点) | 19,980円(8GB) 21,980円(16GB) | 46,500円(16GB) 52,500円(32GB) | 42,800円(16GB) 53,800円(64GB) 64,800円(128GB) |
備考 | - | 防水対応(IPX5/8) | - |
Fireシリーズでは最薄となる本製品だが、さすがにこの2製品と比べると分が悪く、厚みも1.3~1.6mmの差が付けられている。重量も唯一300gをオーバーしているほか、解像度もフルHDに達しておらず、画素密度も200ppiを割るなど、違いは歴然だ。もっとも筐体の面積は両者に比較してそう大柄というわけではなく、何より価格は同じ16GBでの比較でほぼ半額と、これはこれで評価する向きもあるだろう。
Fire OS 5を採用。セットアップ手順やホーム画面はFireと同様
では開封からセットアップ、実際に使えるようになるまでの流れを見ていこう。前回の「Fire」と同じく真紅のパッケージだが、こちらは黒い外箱をスリーブで巻いた、従来までの製品と同じ仕様となっている。
セットアップ手順は「Fire」とまったく同一(正確にはソフトウェアアップデートが間に1回挟まる)なのでスクリーンショットは省略するが、唯一違ったのが、Amazonのアカウントを手入力してやる必要があったことだ。「Fire」および同時に購入した「Fire HD 10」ではアカウントは登録済みで、その分手入力の手間が省けたのだが、同時にオーダーしていながらこうした違いが生ずる理由は不明だ。なお手順そのものはとくに難解なところもなく、初心者でも支障はない。
ホーム画面については、Fire OS 5で刷新された新しいカテゴリ区分およびデザインとなっている。画面の縦横比が若干異なることを除けば、こちらもFireと同様である。
横方向での読書も可能だが、ホーム画面などは一覧性が低く操作しづらい
さて、実際に製品を使ってみてまず実感するのが、本体の薄さだ。本稿執筆の直前まで筆者が「Fire」を使っていたことも影響しているが、本製品は8型で面積が広いことから、数値以上に薄く感じられる。また重量も、前述のXperia Z3 Tablet Compactなどと比較すると分が悪いとはいえ、Fireシリーズとしてはこれまでにない軽さであり、扱いやすさは良好だ。余計な突起や起伏がないため、バッグなどへの収まりもよい。筐体の強度も相応にあるように感じられる。
挙動については、画面の遷移自体はヌルヌルとした動きで不満はないのだが、画面が切り替わる際にワンアクション待たされることが多い。バックグラウンドで何らかの処理を行っている際にレスポンスが停滞する感覚と似ており、何らかのアプリが動いているのではと確認してみたが、特にそうしたこともなさそうである。Fireよりも遅く感じられることもしばしばで、少し気になるところではある。
ちなみにベンチマークソフト「Quadrant Professional Ver.2.1.1」で比較する限り、Fireや第4世代Fire HD 7よりもわずかに上、Fire HDX 8.9には大差を付けられるという、スペック通りの性能を示している。
製品名 | OS | Total | CPU | Mem | I/O | 2D | 3D |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Fire HDX 8.9(第4世代) | Fire OS 4 | 23850 | 91409 | 17852 | 7167 | 498 | 2326 |
Fire HD 8(第5世代) | Fire OS 5 | 8208 | 25814 | 8334 | 4035 | 450 | 2408 |
Fire HD 7(第4世代) | Fire OS 4 | 6281 | 17103 | 7563 | 4009 | 379 | 2353 |
Fire(第5世代) | Fire OS 5 | 5769 | 18461 | 3567 | 4131 | 309 | 2375 |
なお前面カメラの配置や背面のロゴの向きを見る限りでは、本製品は縦に持った状態での利用を想定しているようだが、スピーカーは本体を横向きに持った際に左下と右下に来るようレイアウトされており、動画再生に配慮されていることが分かる。このスピーカーの位置は本体を横向きに持った際に塞がれにくく、またFire HDXシリーズのように音が背面に出ることもないため、実用性は高い。
では横向きでの読書利用はどうかというと、「読書はギリギリ可だが、ホーム画面やライブラリ、ストア表示での一覧性は低く操作しにくい」というのが実際に使ってみた感想だ。新しいFire OS 5のデザインでは、検索ボックスを含むヘッダ部の面積がかなりの高さを占めるうえ、ホーム画面やライブラリでは下段のメニューバーが表示されたままとなるため、表示できる面積がかなり狭くなってしまう。
例えばライブラリの画面では、本製品と解像度が同じFire HD 10はほぼ2段に渡ってサムネイルが表示できるのに対し、本製品は1.3段程度しか表示できない。Fireに比べるとまだ余裕はあるとはいえ、ヘッダ部のレイアウトの冗長さが全体を圧迫していると感じられなくもないため、もう一工夫欲しいところではある。
ちなみに読書時は下段のメニューバーが非表示になるため、ホーム画面やライブラリのような窮屈さはなく、画面全体をページの表示に活用できる。とは言え画面の縦横比が4:3のiPad mini 4と比べた場合、ページの天地はiPad mini 4が120mmあるのに対し、本製品は107mmしかなく、固定レイアウトのコミックなどでは本製品の方がページサイズが小さくなってしまう。本製品に限った問題ではないが、コミックとの親和性はiPad mini 4やNexus 9など画面比率が4:3のタブレットの方が上だ。
ところで本製品をしばらく使い続けると気になってくるのが、画面および筐体背面に光沢感がありすぎることだ。とくに画面は、黒の塗りつぶしが多いコミックやグラビア、さらに暗いシーンが多い動画などでは映り込みが激しく、画面に集中しづらい。電車内での利用などではそれが顕著で、反射防止のフィルムなどで一工夫してやる必要がある。またピアノ調の塗装が施された筐体背面はFireと比べても手の脂がかなり目立つので、気になる人は保護も兼ねてケースの利用を考えた方がよさそうだ。
細部の表現力はFireに比べると上だがある程度の割り切りは必要
さて、プライム会員限定ながら4,980円で入手可能なFireではなく、敢えて本製品に興味を持っている人の多くは、解像度の違いからくる表現力の差が気になることだろう。ここでは以下の4製品について、テキストおよびコミックの解像度を比較してみたい。テキストは太宰治著「グッド・バイ」、コミックはうめ著「大東京トイボックス 10巻」で、テキストの文字サイズはおおむね小説本と同等になるよう合わせている。
・上段左:本製品(8型/1,280×800ドット/189ppi)
・上段右:第5世代Fire(7型/1,024×600ドット/171ppi)
・下段左:第4世代Fire HDX 8.9(8.9型/2,560×1,600ドット/339ppi)
・下段右:iPad mini 4(7.9型/2,048×1,536ドット/326ppi)
テキストおよびコミックのどちらにも言えることだが、さすがに300ppiオーバーの第4世代Fire HDX 8.9およびiPad mini 4と比べると、表現力の差は歴然としている。とは言えFireに比べると、本製品の方がまだドットが目立たず、細部のディティールがぼけたり、潰れるケースも少ない。Fireが171ppi、本製品が189ppiということで画素密度の差はほんの僅かなのだが、実際にはもっと開きがあるように感じられる。
もっともこれは単ページ表示の場合であり、見開き表示になるとこれよりさらにディティールが粗くなる。それゆえ見開き表示ではフォントサイズは一回り大きくした方がよいが、そうなると天地が圧迫されて1行の文字数が極端に少なくなり、読みにくくなるという別の問題が出てくる。Fireに比べると横向きでの表示には適しているとはいえ、ある程度の割り切りは必要になると考えた方がよさそうだ。
microSDはKindle本の保存に「非対応」
本製品を含む第5世代のFireはmicroSDスロットが新たに搭載され、128GBまでのmicroSDを追加できるようになった。容量の追加が不可能だったこれまでのFireに比べると大きな進化だが、実際には制限事項も多く、ニーズにはまったくそぐわないケースもある。今回はこれについて詳しく見ていくことにしよう。
最大の問題は、本製品のmicroSDには、あらゆる種類のデータが保存できるわけではないことだ。本製品のユーザーガイドによると、保存できるのは「アプリやゲーム、楽曲、映画、TV番組、写真、パーソナルビデオ」のみであり、「本、Silkブラウザからダウンロードしたファイル、Eメール」は保存できない。中でも本、Kindleストアで購入した本を保存できないのは、かなり痛い。
以上の制限から、microSDに保存する主なコンテンツは、動画ファイルや写真が中心になる。内蔵ストレージを占めていた動画ファイルや写真がmicroSDへと移されることで、結果的に内蔵ストレージに多くの本が保存できるようになるとはいえ、コミックなど大容量のファイルをこれまで以上にたくさん持ち歩いたり、またKindle本を手元にバックアップする用途に使おうと考えていた人にとっては、やや期待外れだろう。
こうした場合は、内蔵ストレージが大きいモデル、つまり本製品の場合は16GBモデルをチョイスした方がニーズに合致しており、またmicroSDはとくに追加しなくともよいという結論になる。10.1型のFire HD 10では32GBのモデル、さらに上位のFire HDX 8.9では32GBや64GBのモデルも用意されているので、(予算はともかく)こちらを選ぶという選択肢もあるだろう。
とは言え、最良の解決策は、Kindle本がmicroSDに保存できるようになることだろう。もともと初代KindleではSDカードに本を保存できたことを考えると、技術的には難しくはないと考えられる。今後の緩和を期待したいところだ。
なおmicroSDに保存することが可能なコンテンツは、特に保存先を指定しなくてもデフォルトでmicroSDに保存される。ただし、最初はmicroSDがない状態で使い、その後microSDを追加した場合、保存済のデータが自動的にmicroSDに移動されるわけではなく、Amazonビデオなどはいったん削除して再ダウンロードする必要がある。microSDを使うならば、購入後なるべく早い段階で追加しておいた方がよいだろう。
ちなみに、AmazonビデオをダウンロードしたmicroSDを取り外し、Fireに挿して同様に再生できるか実験をしてみたところ、これは不可能だった。移動先のFireでファイルの区分を見るとAmazonビデオのファイルではなく「その他」のファイルとして認識されていることから、ビデオの再生はあくまでもダウンロードを行なった端末でのみ可能で、microSDを用いてのデータの移動は、例え同じアカウントでログインしていても対応しないようだ(パーソナルビデオや写真など自前のファイルは問題ない)。実際にはほとんど起こりえないケースだが、参考までに記しておきたい。
Fireほどではないが十分にリーズナブルな製品。16GBモデルも視野に入れたい
以上ざっと見てきたが、Fireに比べると表現力は高いもののそう極端な差があるわけではなく、また横方向での表示も不可能ではないものの窮屈さは否めない。その窮屈さは画面の縦横比から来るのではなくメニューのデザインなどに依存するところが大きく、もう少し横向きでの利用を前提とした最適化をして欲しかったというのが、筆者の意見だ。Fireが「スペックの割には使える」のに対し、本製品は「だいたいスペック通り」という評価になりそうだ。
ただ冒頭の比較表にもあるように、本製品の価格は8型クラスのタブレットのほぼ半値であり、割り引いて使えば悪いものではない。Fireの強烈な価格設定の陰に隠れてはいるが、本製品も十分にリーズナブルであり、また薄型でハンドリングしやすいのも魅力の1つだ。8GBモデルと16GBモデルとの価格差はわずか2,000円しかないので、なるべく多くの本をたくさんダウンロードして持ち歩きたいユーザーは、16GBモデルをチョイスすることをお勧めしたい。
なお今回は画面サイズを基準に競合製品との比較を行なったが、屋内での利用においては、本製品とほぼ同スペックで、サイズをそのまま引き伸ばしたFire HD 10も強力なライバルとなるだろう。次回はこのFire HD 10についてお届けしたい。