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メモリ8GB PCのWindows 11が最大20%高速化、10月末のプレビュー更新で
2026年11月4日 15:57
7月より予告された8GBメモリ環境でのWindows 11の動作最適化だが、やっと現実のものとなった。Microsoftは11月3日(米国時間)、8GBメモリ搭載PC向けに進めてきたWindows 11のメモリ最適化について、改善の内容と入手方法を公式ブログで公開した。改善を受けるには、Windows 11 26H2のビルド26300.9818以降へ更新し、EdgeやTeamsアプリなども更新する必要がある。
同社はWindowsの品質改善の一環として、7月からメモリ最適化に取り組むとしてきた。今回の改善により、8GBメモリのPCでは、1月時点のビルドと比べて、スタートや検索、右クリック、設定、Snipping Tool、エクスプローラーの応答が最大20%速くなった。さらにMicrosoft Edgeのタブ20個や4K動画、Officeファイルなどを次々に開くマルチタスクのテストでは、最大40%速く処理が完了する。
また、メモリ圧縮の調整も実施した。ストレージへ退避させずにメモリ上に保持できるアクティブなデータが最大2GB増えるため、開いたままのアプリやタブに戻ったときに再読み込みが起きにくくなるとしている。
アプリ側でも改善が進んだという。Edgeはバックグラウンドで動作していることが多いため、リンクのクリック時やスタートメニューからの起動時に、WindowsがEdgeを探す処理を省いて直接接続するようにした。これにより起動が最大33%速くなる(Edge 150以降が必要)。また、Microsoft Teamsは8GBメモリのPCで効率モードを既定で有効にし、起動が最大20%速くなった。
Windows、Edge、Microsoft 365アプリの改善を合わせ、マルチタスク時のコミット済みメモリの増加を最大900MB削減した。そのうちWord、PowerPoint、Excel、Outlookで計360MBを削減した。さらに、8GB以下のPCではウィジェットを開いたときだけ読み込むようにし、閉じている間のメモリ使用量を約200MB減らしたほか、Edgeで使っていないタブがスリープに入るまでの時間も既定の2時間から15分に短縮した。
今後の取り組みとして、メモリ圧縮のさらなる効率化や、検索とウィジェット、OneDriveとフォトでそれぞれWebエンジンを共有してメモリを節約することを挙げた。エクスプローラーやメモ帳、ペイント、新しいWindows検索といったWinUI 3ベースのアプリについても、起動の高速化とメモリ使用量の削減を進める。PCメーカーやチップベンダーと協力し、ハードウェア用に予約されるメモリ量の最適化にも取り組むとしている。
ちなみに、ビルド26300.9818は、10月28日に公開されたプレビュー更新プログラム「KB5127936」で配信されている。同更新では8GB環境の最適化のほかに、エクスプローラーの右クリックメニューを刷新し、「メニューのカスタマイズ」から表示するコマンドやアプリの項目を選べるようにした。さらに、エクスプローラーのアドレスバーで「~」と入力してユーザーフォルダーへ移動できる機能、Windows Updateから取得したイメージでWindowsを再インストールする回復機能「クラウドの再構築」なども段階的にロールアウトした。














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