Micron、232層NAND採用のクライアント向けM.2 SSD

Micron 2550 NVMe SSD

　Micron Technologyは6日(米国時間)、232層NANDフラッシュを採用したクライアント向けSSD「Micron 2550 NVMe SSD」を発表した。OEM向けにすでに出荷を開始している。

　Micron 2550 NVMe SSDは、同社製の232層NANDフラッシュを採用し、PCI Express 4.0に対応したクライアント向けSSD。200層以上のNANDを用いたクライアント向け製品としては世界初を謳う。

　メインストリームPCプラットフォームでの採用を見込んでおり、シーケンシャルリードで最大5GB/s、同ライトで最大4GB/sを発揮。前世代と比べて、それぞれ43%、33%の高速化を実現した。競合製品と比べても、ファイル転送で最大112%、主要ゲームの読み込みで最大57%などの高速化が可能だとしている。

　そのほか、プレディクティブキャッシュオプティマイゼーションやホストメモリバッファテクノロジーを採用。独自の省エネモードなどにより、低消費電力化も図っている。

　フォームファクタはM.2 2280、2242、2230を、容量は256GB、512GB、1TBを用意する。