東京下水道局、下水道管を使ったブロードバンドネットワークサービスに参入
下水同局ではかねてより、業務用に処理場やポンプ所、事業所間を光ファイバーで接続したネットワーク(ソフトプラン:Sewer Optical Fiber Teleway Network PLAN)を構築していたが、これを各家庭にまで敷設。都民に対して、高速なインターネット接続を提供することにした。ネットワークは、ATMベースですでに運用が行われており、ポンプ所などにATM交換機を設置、各地区に防水ルーターを置く。
また、工事が困難な集合住宅などに対しては、かねてより研究中のマンホールを利用した無線通信アンテナを使い、無線で各家庭に接続することにしている。 なお、毎月の利用料金は、下水道料金とともに徴収し、通信量とは無関係に、下水道料金(現在は、上水道利用量から算定)の10%程度にとどめたいとしている。 また、同局では、この新規ビジネス参入や下水道局のイメージアップのため、イメージキャラクタとして、故石原裕次郎さんのお兄さんを起用する。
□東京下水道局のホームページ
(2001年4月1日)
[Reported by 塩田紳二] |
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