レビュー

写真で見るレッツノート20周年記念モデル「CF-RZ5QFXQP」

CF-RZ5QFXQP

 パナソニック株式会社は、10.1型液晶搭載のヒンジ回転式2in1「CF-RZ5」シリーズに、本体色が「ジェットブラック」の「CF-RZ5QFXQP」を追加、7月28日より発売する。価格は355,134円だ。今回は発売前に製品を借りることができたので、撮影した写真を掲載する。

 パナソニックストア限定で発売される本製品は、「レッツノート」シリーズの生誕20周年を記念したモデルで、筐体、天板、キーボードの全てが黒という仕様が特徴。なお、オプションでキーボードと天板のカラーを変更することもできる。

 ベースとなるのは、6月10日より発売されている2016年夏モデルで、本体仕様はその最上位モデルに準ずる。以前掲載した西川和久氏によるレビューも合わせて参考にされたい。

 LTE(ドコモXi)対応のワイヤレスWANモジュールを搭載するため、Wi-Fi環境下でなくても、単体でインターネット通信が可能となっている。

 主な仕様は、10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)マルチタッチ対応IPS液晶ディスプレイ、Core m7-6Y75 vProプロセッサ(1.2GHz、ビデオ機能内蔵)、16GB LPDDR3メモリ、512GB SSD(SATA接続)、OSはWindows 10 Proを搭載。カスタマイズでWindows 7 Professional SP1も選択が可能。

 実物を見ると、黒一色になったことでよりソリッドな印象を受ける。加えて、重量がありそうな見た目になっているため、約770gという軽さとのギャップがさらに増しており、手に持ったときの驚きが強い。

 キーボードは10.1型のため少し窮屈(特に縦方向)だが、打ち心地は快適だった。難点を挙げるとすれば、Escキーと半角/全角キーが隣り合っているため、誤って押してしまう事があった。

 タッチパネル液晶は珍しくアンチグレアになっているが、発色、視野角ともに良好。以前のモデルを見た時は、反射防止フィルムが原因で色がイマイチだったが、現行モデルではいわゆるハーフグレアなフィルムになっており、違和感は少なかった。

本体
前面
背面。排気孔が見える
左側面
右側面。ちなみにSDカードスロットはカード挿入時完全に埋没するため飛び出さない
裏面
バッテリを外すとSIMカードスロットへアクセスできる
キーボード
よく見ると印字された文字は白ではなく少し金寄りの色
タッチパッド
ディスプレイを360度回転させてタブレットとして使える
縦向き
途中まで開いてスタンド付きタブレットとしても利用できる
WindowsのUIのサイズは標準で150%
10.1型にWUXGAと100%でも実用性はある
画面輝度最低時の明るさはかなり暗く設定できる。前掲の2枚は輝度100%
タッチパッドはSynaptics製だった
システム情報
側面にはレッツノート20周年のシールが貼られていた
ACアダプタは延長ケーブルとコンセントに直刺しできるコネクタが付属
直刺しコネクタ装着時