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レッツノート2016年夏モデル。20周年記念の特別モデルが登場

パナソニックストア限定で販売されるレッツノート20周年記念の「RZ5」(ジェットブラック)

 パナソニックは、レッツノートの2016年夏モデルを6月10日より順次発売する。価格は全てオープンプライス。

 2016年夏モデルは春モデルと同様に外観を変えるような大幅なアップデートはなく、パーツ構成の若干の変更程度に留まる。変更があったのは「RZ5」、「SZ5」、「MX5」、「LX5」の5機種で、全てのモデルがセキュリティチップのTPM 1.2を搭載し、Microsoft Office 2016がインストールされたOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービスを有している。

 2016年夏モデルでは、型番のみが変わり、仕様はそのままという機種が多数あるため、ここでは更新があった機種のみスペックを含めて紹介する。それ以外の機種については過去記事のスペック表を参照して欲しい。

RZ5

RZ5

 10.1型2in1のRZ5シリーズでは、下位モデルのメモリ容量が底上げされ、全4機種が8GB搭載となった。それぞれの税別店頭予想価格は下記の通り。

  • CF-RZ5WFMQR
    Core m5-6Y54(1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、SSD 256GB、LTE対応、本体色: ウォームゴールド&カッパー、価格: 275,000円前後
  • CF-RZ5WDLQR
    Core m5-6Y54、SSD 256GB、本体色: シルバー、価格: 245,000円前後
  • CF-RZ5VFEPR
    Core m3-6Y30(0.9GHz、同)、SSD 128GB、LTE対応、本体色: ブルー&カッパー、価格: 230,000円前後
  • CF-RZ5VDFPR
    Core m3-6Y30、SSD 128GB、本体色: シルバー、価格: 205,000円前後

 このうち、メモリが8GBに増設されたのは下位の「CF-RZ5VFEPR」と「CF-RZ5VDFPR」の2機種。

タブレット時

 それぞれの主な仕様は、10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)マルチタッチ対応液晶ディスプレイ、OSはWindows 10 Homeを搭載。

 インターフェイスはLTE以外は共通で、USB 3.0×3、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.1、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット、Gigabit Ethernet、Webカメラ、音声入出力などを装備。

 本体サイズは250×180.8×19.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量はCF-RZ5VFEPRが約770g、CF-RZ5VDFPRは約745g。バッテリ駆動時間は約11時間。

 なお、パナソニックストア限定で、レッツノート誕生20周年を記念した限定カラーを展開。全身がブラックのジェットブラックモデルを販売する。出荷は7月28日から。

RZ5のジェットブラックモデル

 このほか、パナソニックストアでRZ5のキーボードカラーバリエーションとして、以下の8種類の新色を追加している。

オーキッドピンク
ドラジェブルー
ウォームゴールド
ライジングレッド
シトラスグリーン
フローラピンク
ミントグリーン
サンダーブルー

SZ5

SZ5

 12.1型のクラムシェル「SZ5」シリーズでは、下位モデル2機種のHDD容量が750GBから1TBに底上げされた。これ以外の仕様は2016年春モデルに準ずる。

 全5機種の税別店頭予想価格は下記の通り。

  • CF-SZ5XFMQR
    Core i7-6500U(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、SSD 256GB、LTE対応、本体色: ブラック、価格: 280,000円前後
  • CF-SZ5XDMQR
    Core i7-6500U、SSD 256GB、本体色: ブラック、価格: 260,000円前後
  • CF-SZ5WDLQR
    Core i5-6200U(2.3GHz、同)、SSD 128GB、本体色: シルバー、価格: 235,000円前後
  • CF-SZ5WDKPR
    Core i5-6200U、HDD 1TB、本体色: シルバー、価格: 220,000円前後
  • CF-SZ5WDKRR
    Core i5-6200U、HDD 1TB、本体色: シルバー、価格: 230,000円前後

 HDDが1TBに増量されたのは、下から2つの「CF-SZ5WDKPR」と「CF-SZ5WDKRR」の2つ。前者はWindows 10 Homeを搭載し、後者はWindows 7 Professionalを搭載する。

 一例として、CF-SZ5WDKPRの主な仕様は、メモリ8GB、12.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶ディスプレイ、DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×3、HDMI出力、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.1、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット、Gigabit Ethernet、Webカメラ、音声入出力などを装備。

 本体サイズは283.5×203.8×25.3mm(同)。重量は約1.02kg。バッテリーパックS装着時の駆動時間は約11.5時間。

 なお、パナソニックストア限定で新色天板のグレイッシュブルーが追加された

グレイッシュブルー

LX5

LX5

 14型クラムシェルの「LX5」シリーズの変更点は、下位モデルのストレージが500GBから750GBに変更されたこと。全2機種の展開となっており、上位モデルは変更がなかった。

  • CF-LX5XD9QR
    Core i7-6500U、SSD 256GB、本体色: シルバー、価格: 285,000円前後
  • CF-LX5WDAQR
    Core i5-6200U、HDD 750GB、 本体色: シルバー、価格: 205,000円前後

 CF-LX5WDAQRの主な仕様は、メモリ8GB、14型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイ、DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.1、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット、Gigabit Ethernet、Webカメラ、音声入出力などを装備。

 本体サイズは333×225.6×24.5mm(同)。重量は約1.37kg。バッテリーパックS装着時のバッテリ駆動時間は約7.5時間。

MX5

MX5

 光学ドライブ搭載で12.5型2in1の「MX5」シリーズは、冒頭で述べたTPM 1.2搭載以外は変更なし。以下、全2機種の価格となる。

  • CF-MX5XFYQR
    Core i7-6500U、SSD 256GB、LTE対応、本体色: シルバー、価格: 320,000円前後
  • CF-MX5WDGPR
    Core i5-6200U、SSD 128GB、本体色: シルバー、価格: 225,000円前後
タブレット時

(中村 真司)