やじうまPC Watch

Windows 10端末お披露目会でマウスコンピューター小松社長が魅せた男気

イベントには日本でWindows機を発売するメーカー16社の代表が招かれた

 米Microsoftは先日、Windows 10を搭載する自社ブランド製品として「Surface Book」、「Surface Pro 4」、「Lumia 950シリーズ」などを発表しているが、その後、PCメーカー各社の新製品発表会にも立ち会い、年末商戦に向けたWindows 10搭載機の訴求を世界各地で大規模に行なっている。先日お伝えした、台湾Acerのイベントもその一環だ。

 一方、日本では、本日14日に行なわれた「Windows 10 Partner Device Media Briefing」にて、まずはパートナーPCメーカーの製品を紹介。日本でのSurfaceシリーズの発表は後日行なう予定だと言う。既報の通り、本イベントでは日本でのWindows 10 Mobile端末の展開が正式発表され、PCよりもスマートフォンに注目が集まる形となった。本誌でもそのことをまず一報としてお届けしており、おそらく他の報道でも国内でのWindowsスマートフォン復活に焦点が当てられるだろう。

 このイベントには全部で16社のWindows 10搭載機メーカーの代表者も招かれ、自社を代表する製品を携えて登場。いずれのメーカーも、薄くて、軽くて、それでいて高性能な2-in-1 PCやスマートフォンを披露したのだが、五十音順でたまたま最後の出番となったマウスコンピューターの小松社長が満を持して手に持って現われたのは、なんとゲーミングデスクトップ「LITTLEGEAR」だった。

 同製品は、上部にハンドルを備え、小型さと相まってLANパーティなどに持ち運びできることを売りとしているが、記者がこの製品を本当に持ち歩いている人を見たのは今回が初めてだ。

 同社はWindowsスマートフォン「MADOSMA」シリーズを手がけており、今回のイベントでもWindows 10 Moile機投入が改めて発表された。そんな中、スマートフォンではなく、スーツ姿で敢えてデスクトップを持参した小松永門氏の男気に、PC Watchとしては賞賛を送りたい。

「LITTLEGEAR」を持って登壇したマウスコンピューターの小松社長

(若杉 紀彦)