やじうまPC Watch

CEATEC JAPAN 2015レポート【コンパニオン編】

 さて、皆さまいよいよお待ちかねの時間がやってまいりました。CEATEC JAPAN 2015の会場で見かけた麗しのコンパニオンたちの写真をお届けしよう。

 「美しいものを撮るわけだからそれにふさわしい機材が必要……」というわけで、今回は普段取材で使っているコンデジではなく、久しぶりにシグマの「DP2」を持ち出した。全てRAWで撮影して、後からSIGMA Photo Proで現像している。

 ただ筆者は近年DP2を使っておらず、さらに最新のコンデジの操作やレスポンスに慣れたこともあり、6年前ものこのカメラの操作感をすっかり忘れてしまっていた。DP2はRAW形式で記録すると、シャッターを切ってからしばらくメディアへの書き込みが続く。さすがに僕一人のためにコンパニオンさんの貴重な接客時間を取らせていただくわけにはいかないので、1人当たり2枚ぐらいが限度だった。

 そして、DP2のFOVEON X3センサーは手ぶれに対して非常に敏感なので、もし2枚とも失敗してしまうとその写真はボツとなってしまう。しかもこのセンサーは高感度に強くないので、なるべく感度を抑えなければならない。幸い、DP2はF2.8という比較的明るいレンズを搭載しているので、ある程度手ぶれと感度はカバーはできるのだが、DP2でCEATECのような屋内イベントを取材するのならば、三脚と大光量フラッシュは必須だ。

 写真を撮る基本知識なのだが、まったく、カメラが賢くなると、自分の腕が鈍る。今回三脚とフラッシュをすっかり忘れてしまったので、次回のイベントには必ず持って行き、オリジナルの大きさのデータに加えRAWデータのまま提供できるようにしたいものだ。DP2は焦点距離的にバストアップに向いているのだが、縦位置の写真が欲しい(つまり脚まで見たい)読者も多いだろうから、次回はDP1も投入を考えることにしよう。

 と……前置きの反省文が長くなってしまったが、今時DP2で取材しているのも筆者ぐらいだろう。数は多くないが、貴重なショットを掲載する。

(劉 尭)