【やじうまPC Watch】
MARSHAL、USB接続のCPU使用率アナログメーターを開発中
~メモリ使用率やHDD温度メーターも試作

メーターの試作機



 MARSHAL株式会社は、PCの各種ステータスが表示できるアナログメーターを開発していることを明らかにした。

 まだ試作中の段階ではあるものの、CPUの使用率、メモリの使用率、HDDの温度という3種類のアナログメーターを開発。専用のソフトと組み合わせることで、CPUとメモリの使用率メーターはWindowsのタスクマネージャーから、HDD温度メーターはレジストリから情報を読みとって、タコメーター風に表示を行なう。

 試作機は完全にハンドメイド品で、黒い球体のような形で、赤い針が振れるだけのシンプルなデザインだったが、最終製品はどうなるかまだ決まってはいない。「魅せる」デバイスのため、LEDバックライトなどの仕組みがあってもユニークだろう。

 開発に携わった同社 国内戦略企画室 室長代理の丸山剛臣氏は、「A/D変換に関する開発が行なえるエンジニアは比較的多いが、D/A変換に関して開発できるエンジニアが非常に少なく、構想から開発までかなりの時間を要した」と語る。

 発売時期は未定だが、発売時の価格は1,980円前後を予定している。また、試作の段階では3種類しかないが、5インチベイ内蔵タイプや、CPU温度表示、ファン回転速度表示タイプなどがあってもユニークだろう。

 Windows 8ではデスクトップのガジェット機能がなくなっているので、こういった外付けガジェットが流行する可能性はあると言えるだろう。

試作したCPU使用率/メモリ使用率/HDD温度表示メーター試作機の接続はMiniUSBだった試作機はシンプルなフェイスとなっていた

(2012年 11月 8日)

[Reported by 劉 尭]