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遺灰に蒔いた種から樹木を育てるIoT植木鉢がKickstarterに登場

〜センサーから得た情報を元に、自動的に給水

「Bios Incube」

 亡くなった人やペットの思い出として、その遺灰に種を蒔き、木を育てるという文化は日本ではあまりなじみがないと思うが、そんな行為をデジタルで手助けするDIY植木鉢キット「Bios Incube」がクラウドファンディングのKickstarterに登場した。現在120ポンドからで購入できる。

 手順としては、まず生物分解型の専用骨壺に遺灰、土、種を入れる。続いて、専用の鉢植えに土を入れ、その中心に骨壺を埋める。後は、専用のセンサーを表面に設置するだけだ。

 このセンサーは、日照時間、土の栄養状態(伝導性で判断)、外気および土の湿度と温度を検出する。また、鉢植えには、20日分の水が入っており、内蔵ポンプを使って、種の種類や環境状況に応じて、最適な頻度、量の水を自動的に給水する。

 これらの状況は、センサー内蔵のWi-Fiからスマートフォンに自動的に送信され、順調かどうかなどの情報が逐次送られるようになっている。問題が起きない限り、ユーザーは特に面倒を見なくていい。芽が出てある程度経ったら、鉢から土ごと芽を取り出し、庭などに植え変える。説明を見る限り、ポンプ含め、センサー部に内蔵された電池で動作するようだ。

 なお、遺灰の埋葬については、国や自治体の法律・条例などを遵守する必要があるが、日本において、ペットの遺灰を自宅の敷地に埋めることは問題ないとされているようだ。

利用手順
センサーからの情報はWi-Fiでスマホに送られる
センサー

(若杉 紀彦)