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発売から24年を経てDOOMに水の物理演算表現が実装

 1993年に登場したFPSゲームの「DOOM」は、さまざまなガジェット/デバイスでの動作検証が行なわれるなど、半ばネタ化しているが現在でもカルト的な人気を誇っている。

 そんなDOOMのMod開発を手がけているSgt_Mark_IV氏が、現在開発中の「Brutal Doom V21」の動画をYouTubeにアップロードした。V21では、現在では自然界のスタンダードな模倣表現である、水の物理演算への対応をはたしている。

 水の表現をエミュレートするために、ローポリゴンの3Dモデルを使用しており、プレイヤーが水の上を歩いたり、ジャンプしたりすると、水面にさざ波が立つようになっている。動画では確かにプレイヤーの動きに応じて水面が変化している様子を確認できる。ちなみに物理演算による表現が多くのゲームに用いられるようになったのは、2000年を過ぎてからのことだ。

 V21ではこのほかにも新しい2種類の銃器の追加、マップ拡張スクリプトなども追加予定となっており、同氏はV21の準備ができ次第、告知すると伝えている。

Brutal Doom v21の開発中動画