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仮想通貨MoneroのマイニングはRyzen 7 1700が最適とAMD
~Radeon RX 470より高効率
2017年7月11日 12:10
2017年に入ってから、仮想通貨の高騰によりマイニングブームが再燃しており、巷ではマイニングを高速に行なえるビデオカードが品切れを起こし、マイニングに特化したマザーボードが登場するといった現象が起きている。
2014年に登場した仮想通貨「Monero」(XMR)もそのうちの1つだが、AMDによると、Moneroのマイニングに特化したASICデザインは存在しておらず、マイニングクライアントはCPUまたはGPUでのみ動作するという。
このMoneroマイニングを最も高速に行なえるのはGPUであることに変わりはないのだが、消費電力あたりの性能で換算するとRyzenも優れた結果を残している。競合のCPUと比較してCPUコア数が多い点が優位に働いているだけでなく、大きなL3キャッシュが効いているためだとした。
AMDが公開した情報によれば、TDP 65Wで8コア/16スレッドを有するRyzen 7 1700は、Radeon RX 470を上回る効率を実現できており、そのほかのRyzenについてもRadeon RX 470に比肩する効率性を達しているという。