やじうまPC Watch

海賊版Windows 7搭載機をWindows 10マシンと偽って販売した男性が逮捕

~OSの違いを通報されて発覚

 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は1月30日、インターネットオークションでWindows 7搭載PCを不正に販売していたとして、京都府伏見署が石川県加賀市の無職男性(66歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕したことを発表した。

 容疑者の男性はコピーしたWindows 7 ProfessionalとPCをセットで、インターネットオークションを通じて京都市在中の男性会社員ら2人に合計約181,955円で販売した。産経新聞の報道によれば、容疑者はこのPCを「Windows 10」搭載PCとして販売しており、それがきっかけで昨年1月に被害に遭った男性が同署に相談し、不正が発覚した。容疑者は少しでも売れるようにOS名を偽ったとしている。

 同署からACCSを通じてMicrosoftに連絡が行った模様で、逮捕同日に海賊版DVDなどが容疑者宅から押収されている。