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乗用可能な人型変形ロボット「J-deite RIDE」が来年に開発完了予定

J-deite RIDE

 ソフトバンクグループのアスラテック株式会社は、乗用人型変形ロボット「J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)」を開発するための有限責任事業組合(LLP)を設立したと発表した。

 「J-deite RIDE」は、二足歩行可能な人型(ロボットモード)と、人が乗車できる車型(ビークルモード)に変形できる全長約4mのロボット。BRAVE ROBOTICSおよびアスラテックが参画する変形ロボット製造プロジェクト「Project J-deite」の一環として、昨年(2015年)6月から開発を行なっている。

 これまで、BRAVE ROBOTICSが主にハードウェアの設計・製作を、アスラテックが主にロボット制御システム「V-Sido」(ブシドー)によるソフトウエア開発を担当していたが、このたび、三精テクノロジーズ株式会社が開発に加わり、3社による開発がスタート。来年(2017年)中の完成を目指し、テーマパークや各種イベントへの参加、一般企業のプロモーション活用などによる事業化を図る。

【表】J-deite RIDEのスペック
ロボットモードビークルモード
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)3.8×2.5×3.7m1.8×3.9×1.4m
車輪最高速度30km/h60km/h
歩行最高速度5km/h
最小回転半径0m(超信地旋回可)5m
車輪駆動方式2WD(差動駆動)2WD(RR)
車輪駆動原動機電気モータ+減速器
本体重量900kg
タイヤサイズ175/80R16
乗車定員2名
制御ソフトV-Sido OS
操縦方法内部コクピットからの有人操縦または無線・有線による無人遠隔操縦
フレーム材質アルミニウム合金等
外装材質FRP等
動力源リチウム系バッテリー等
関節駆動方式電気モータ+減速器
関節数30以上
変形所要時間10秒以内

 量産化を視野に「J-deite RIDE」をベースにしたアミューズメントパーク向け乗用人型変形ロボットの開発を進めていく計画で、2016年11月14日よりアメリカのオーランドで開催される世界最大級のアトラクション関連トレードショー「IAAPA Attractions Expo 2016」に全長約1.5mのプロトタイプを出展する。

 J-deite RIDEは「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」、「機動戦士ガンダム」、「装甲騎兵ボトムズ」などのメカデザインを手掛けた大河原邦男氏が担当している。

完成イメージ。左がロボットモード、右がビークルモード
大河原邦男氏によるアイデアスケッチ