イベントレポート

「ThinkPad 8」、「ThinkPad X1 Carbon」実機写真レポート

Lenovoが発表したThinkPad 8
会期:1月7日~10日(現地時間)

会場:Las Vegas Convention and World Trade Center(LVCC)

LVH

The Venetian

 1月7日~10日(米国時間)の4日間に渡って開催されるInternational CESは、1月5日(同)に報道関係者向けのプレイベント「CES Unveild」を開催し、実質的にスタートしている。例年、このイベントで多数の新製品を発表するLenovoも出展し、最新製品を披露した。すでに別記事で紹介している、WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶を搭載した8型Windowsタブレット「ThinkPad 8」、14型WQHD(2,560×1,440ドット)液晶を採用した新しい「ThinkPad X1 Carbon」などの新製品を展示しており、大きな注目を集めた。

 中でも注目を集めているのは、8型のThinkPad 8で、実機が展示されたほか、カメラアプリケーションのトリガーとなるカバーなどが展示された。また、新しいThinkPad X1 Carbonに関しては、OneLinkポートで接続されるドッキングステーション「OneLink Dock Pro」の実機なども含めて公開された。

ThinkPad 8

背面。リアカメラは左上の方に用意されている
本体の左側面には、右から電源ボタン、ボリューム、USB 3.0(電源コネクタを兼ねる)が用意されている
本体の右側面。右からMicro HDMIコネクタ、microSDカードスロット、Micro SIMカードスロット(LTEモデルのみ)
システムの表示。CPUはAtom Z3770、メモリ2GB
デバイスマネージャの表示。Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0であることが分かる
解像度はWUXGA(1,920×1,200ドット)、IPS液晶ということもあり、高精細だが見やすい液晶だった
Excelを表示しているところ。高精細になっているため、多くの情報を表示できる
カメラアプリケーションはWindows 8.1標準のアプリを利用する。パノラマの機能などが利用できる
オプションで用意されるカバー。このようにカメラ部分だけ折り曲げることができ、折り曲げるとカメラアプリケーションが自動で起動する
このように、カバーを利用するとテントモードで利用することもできる

ThinkPad X1 Carbon

新しいThinkPad X1 Carbon
6列目のファンクションキーの列がソフトウェア表示になっている、ESCキーが5列目に降りてきて、HomeやEndが本来Caps Lockがある位置に来ている。日本語で「半角/全角」キーがどこに来るのかが気になるところ
これは通常のF1~F12を表示しているところ
ボリュームや輝度調整などを割り当てているところ
このように180度以上開くことができ、その場合表示を相手側に向けることもできる
6列目の設定はソフトウェアで調整できる
パッドは大きめに取られている
液晶解像度はWQHD(2,560×1,440ドット)
OneLinkポートで接続される「OneLink Dock Pro」。電源はドック側から供給される。ケーブル1本で全て完結するので便利
OneLink Dock Proの前面、従来のUSBドックとデザインは共通
本体の左側面。電源/OneLinkポート、HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0(スタンバイ時電源供給)
本体の右側面。USBポートとネイティブEthernetポート(専用ドングル利用)、左端の穴はケンジントンロック用
従来のThinkPad X1 Carbon Touch(上)との比較、同じタッチモデルだが、液晶部分が薄くなっていることが分かる

(笠原 一輝)