バッファロー、最大866Mbps通信対応の無線LAN中継器

WEX-1166DHP

　株式会社バッファローは、IEEE 802.11ac 2×2対応の無線LAN中継器「WEX-1166DHP」を3月下旬に発売する。税別価格は8,900円。

　2本のアンテナを搭載し、IEEE 802.11acの866Mbps転送に対応する中継器。無線ルーターから電波が届かない場所に電波を中継し、通信エリアを広げる。5GHzと2.4GHz両バンドに対応しており、親機との通信と子機との通信を、異なる周波数帯で利用可能。1つの帯域のみを使うタイプと比較して速度低下を防げるという。

　コンセント直挿しタイプの筐体が特徴。2mの延長コードとスタンドが付属し、据え置きもできる。可動式アンテナを備え、部屋の間取りに合わせて電波の向きを調整できる。また、端末の室内移動を追尾して電波を最適化する「ビームフォーミング」に対応する(対応端末が必要)。さらにGigabit Ethernetポートを1基備え、メディアコンバータとして利用できる。

　中継先で自分専用のネットワークが作れる「パーソナルモード機能」を搭載し、親機に接続された他の端末からのアクセスを防げる。中継器専用SSIDも設定可能で、接続が切り替わらない際に任意で選択できるようになっている。

　最大通信速度は、11ac接続時が866Mbps、11n接続時が300Mbps、11a/g接続時が54Mbps、11b接続時が11Mbps。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、PWA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES/TIKP)、WEP(128/64bit)など。本体サイズは160×28×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約253g。