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Lenovo、無線プロジェクタ付きの小型デスクトップ

ideacentre 610S

 Lenovoは4日(米国時間)、無線プロジェクタが付属する小型デスクトップ「ideacentre 610S」、狭額縁ディスプレイ採用の23型一体型PC「ideacentre AIO 510S」、AndroidデバイスをPCから操作できるようにするアクセサリ「LINK 32GB」を発表した。

ideacentre 610S

 ideacentre 610Sは2.2Lの筐体に加え、小型の無線プロジェクタが付属し、屋内では本体から離れた場所でもPCを利用可能にする新提案のデスクトップPC。最小構成価格は849ドルからで、2016年6月発売予定。

 三角柱型で容積2.2Lの小型デスクトップに、着脱可能で60GHz帯を利用する無線プロジェクタを同梱。部屋中好きなところにこの小型プロジェクタを配置し、デスクトップクラスのWindows PCが利用できる。

 プロジェクタはTexas InstrumentのDLPチップを採用。明るさは220lmで、2.4m離れたところに100型相当の画面を投影できる。解像度は720p。2Wのスピーカーを内蔵し、1系統のHDMI入力およびUSB 2.0を備える。高さは70mm。

 PC側の最大構成は、CPUに第6世代Core i7、メモリ16GB、2TB HDD、GPUにGeForce GTX 750 Ti(2GB)OSにWindows 10 Homeを搭載する。

 インターフェイスは、SDカードリーダ、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0などを搭載する。本体の高さは200mm、重量は2kg。

ideacentre AIO 510S

ideacentre AIO 510S

 ideacentre AIO 510Sは7.2mmの狭額縁ディスプレイを採用した23型一体型PC。発売時期および価格は不明。

 最大構成は、CPUに第6世代Core i7、メモリ16GB、GPUにGeForce GT 930A(2GB)、1TB HDDまたは256GB SSD、1,920×1,080ドット表示/10点タッチ対応23型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、HDMI、1080p対応Webカメラ、音声入出力などを搭載する。

 本体サイズは522.78×41.73×325.19mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.4kg。

LINK 32

LINK 32

 LINK 32は、Android 5.0以降のデバイスをPCから操作できるようにするアダプタ。発売時期および価格は不明。

 Android 5.0以降の端末に本製品を挿し、PCとUSBで接続。専用のアプリ「LINK 32GB.exe」を利用することで、PCからAndroidの端末と接続し、操作できるようになる。Androidの画面がミラーリング表示され、PCのキーボードおよびマウスでAndroidを操作する。また、32GBのフラッシュメモリを内蔵しており、データを保存できる。

 本体サイズは78×21×9mm(同)、重量は20g。

(劉 尭)