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ポラロイド、SIMロックフリーの子供向けスマートフォン「PolaSma」
~デュアルSIMスロット、クアッドコアSoC搭載で大人もOK
(2014/4/2 15:45)
クロスリンクマーケティング株式会社は、ポラロイド(Polaroid)ブランドの子供向けSIMロックフリースマートフォン「PolaSma(ポラスマ)」を4月25日に全国のトイザらスで発売する。価格は27,999円(税別)。4月2日現在、各店舗およびオンライン販売サイトで予約受付中。
小学校中高学年、および中学校の女の子が「欲しいもの」としてトップに挙げられるものの1つとして携帯電話があるという調査結果に基づき、市場投入されるもの。独自のペアレンタルコントロール機能を搭載し、有償アプリのダウンロードの可否、使えるアプリや閲覧できるWebサイトの制限、1日あたりの使用時間制限の設定などが行なえる。
ペアレンタルコントロールは、ソフトウェア「KIDO'Z」によって実現。KIDO'Zは上記のさまざまな制限が行なえるランチャーのようなソフトウェアで、子供が利用する時はKIDO'Zを起動して、その環境下で利用を制限する。一方パスワードを入力してKIDO'Zを終了すれば、普通のAndroid端末として利用可能。
また2基のSIMロックフリースロットを搭載するのも特徴。これにより月額1,000円以下の“格安SIM”と既存の音声通話SIMを組み合わせた低価格運用や、利用シーンに応じて2回線を切り替えての運用が可能になる。
ポラロイドはインスタントカメラのメーカーとして有名だが、本製品にも写真を漫画風に加工する「漫画風製作所」、ホラー写真風にする「ホラーカメラ」、侍風にする「サムライカメラ」など、写真関連のアプリをプリインストール。写真撮影のUIもAndroid標準ではなく独自UIのもので、シーン選択やカラーエフェクトなどが容易にかけられる。
プロセッサSoCにはクアッドコアのMTK6582(1.3GHz)、OSにはAndroid 4.2を採用し、メインストリーム向けのスマートフォンと遜色ない性能を実現。ディスプレイはジャパンディスプレイ製の5型IPS液晶で、解像度は960×540ドット。低価格スマートフォンとしては良い画質を実現したのも特徴としている。
そのほかの主な仕様は、メモリが1GB、フラッシュストレージが4GB。ディスプレイは静電容量式による5点マルチタッチに対応。インターフェイスは、microSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth、背面800万画素/前面200万画素Webカメラ、3.5mmステレオミニジャックを備える。GPSと加速度センサーも内蔵する。モバイル通信は3Gで、2,100MHzと800MHz帯をサポートする。
バッテリは1,650mAhで、駆動時間はビデオ再生で約3時間、連続待受時間はWi-Fi接続時で約40時間。本体サイズは70×142×7.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は152g。本体色はチェリー、ブルーベリー、レモンの3色。