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ガートナー、2013年の半導体消費上位10社を発表

~Samsung/Appleで世界全体の17%を消費

1月23日 発表

 ガートナー ジャパン株式会社は23日、2013年の半導体需要に関する調査結果の速報を発表。調査によれば、最大の消費メーカーは韓国Samsung Electronicsで、Appleがこれに続くという図式が続いている。SamsungとAppleの両社を合わせた半導体需要は537億ドルで、2012年より77億ドル増加。世界全体の17%を占める結果となった。

 上位10社の合計需要は、2012年の1,051億ドルから1,140億ドルに伸び、世界全体の3,154億ドルの内の36%を占める。さらに内8社は2012年から需要が増加している。

 3位以下はHewlett-Packard、Lenovo、Dell、ソニー、東芝、Cisco Systems、LG Electronics、Huaweiと続く。LenovoはPC市場のシェア拡大に加えて中国市場でのスマートフォン販売の成功で需要を伸ばしたほか、Huaweiが初めてランクイン。中国市場のほか、中南米やアフリカなどの新興国市場における旺盛な需要に支えられ、中国の電子機器メーカーの半導体需要を拡大していくとガートナーは予測している。

世界の電子機器メーカーの半導体需要(出典:ガートナー、2014年1月/速報値)

(多和田 新也)