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パイオニア、USBデバイスを無線化できる「ワイヤレスドック」

~無線BDドライブのドックを単体発売

APS-WF01J
11月下旬 発売

価格:オープンプライス

 パイオニア株式会社は、USB仮想化技術により、USBデバイスを無線LAN接続で利用できる「ワイヤレスドック」(型番:APS-WF01J)を、11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後の見込み。

 9月に発売された無線接続で利用可能なBDドライブ「BDR-WFS05J」のドック部分を単体で発売。ワイヤレスドックに接続したUSBデバイスを、OS上からローカルのUSBデバイスであるかのように認識させられる「高速USB仮想化」技術による汎用性の高さが特徴。既存の同社製BDドライブのほか、USBストレージ、プリンタ、スキャナ、キーボード、マウスなど、さまざまなUSB接続デバイスを無線化できる。

 無線インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n対応で、最大300Mbps接続に対応。PCと直接接続するアクセスポイントモードと、無線LANルーターなどを経由して接続するステーションモードの2つの接続方法を選択でき、アクセスポイントモードの方が、より高速に転送可能。到達距離は10m

 本体サイズは118×142×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は200g。

 また、USBデバイスを無線接続するための接続アプリケーション「Pioneer Wireless Connect」についても、既存のWindows版に続き、Mac版を11月20日に公開予定。対応OSはWindows XP/Vista/7/8およびMac OS X 10.6以降。

(多和田 新也)