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ASUS、着脱式の13.3型フルHDコンバーチブルノート「TransBook TX300CA」

TransBook TX300CA
3月9日 発売

価格:オープンプライス

 ASUSは、タッチパネルを搭載し、キーボードドックの着脱ができる13.3型コンバーチブルノート「TransBook TX300CA」を3月9日に発売する。価格はオープンプライス。

 キーボードドックに取り付ければモバイルのクラムシェルノートPC、外せば大型タブレットPCとして利用できるコンバーチブルなノート。液晶はIPSで表示解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、10点のマルチタッチに対応し、表面はCorningの「Fit Glass」を採用する。

 ユニークな点は、タブレット側に128GBのSSDを搭載するほか、キーボードドック側に500GBのHDDを内蔵していること。これにより高速処理と大容量データ保存の両立を実現した。またタブレット単体の本体サイズは340×213×4~11mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約950gとこのクラスとしては薄型軽量だが、第3世代Coreプロセッサーを採用して性能を高めた。

 上位の「TX300CA-C4021HS」は、CPUにCore i7-3537U(2GHz、ビデオ機能内蔵)、オフィススイートにOffice Home and Business 2013を搭載し、店頭予想価格は154,800円前後、下位の「TX300CA-C4006H」は、CPUにCore i5-3317U(1.7GHz)を搭載し、Officeは非搭載、店頭予想価格は119,800円前後の見込み。

 そのほかの仕様はほぼ共通で、メモリ4GB、Intel UM77 Expressチップセット、128GB SSD(タブレット)+500GB HDD(キーボードドック)、OSにWindows 8(64bit)などを搭載する。

 タブレットのインターフェイスは、microSDXC対応スロット、Micro HDMI出力、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、92万画素Webカメラ、音声入出力、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープなどを搭載。キーボードドックのインターフェイスはUSB 3.0×2、SDXCカードリーダ、Mini DisplayPort、Gigabit Ethernetを備える。

 タブレット単体のバッテリ駆動時間はCore i7モデルが約5.5時間、Core i5モデルが約4.9時間、キーボードドック装着時のバッテリ駆動時間はCore i7モデルが約6.1時間、Core i5モデルが約5.9時間。

 キーボードドックの本体サイズは340×219×3~12.9mm(同)、重量は約950g。専用スリーブが付属する。

(劉 尭)