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Valve、SteamOS搭載プロトタイプPC「Steam Machine」の仕様や出荷時期を公表

~GPUはGeForce TITANなどを搭載

10月5日(現地時間) 発表

 米Valveは、9月24日に発表したゲーム用OS「SteamOS」を搭載するPC「Steam Machine」の仕様と出荷時期を明らかにした。30人以下の貢献度の高いユーザーと無作為に選ばれるユーザーの合計300人を対象としたベータテストが実施される。

 Steam MachineはSteamOSによるリビングなどでのゲーミング体験をテストするためにValve自身で制作するプロトタイプPC。サードパーティによるSteamOS搭載PCは2014年以降の発売が見込まれているが、同プロトタイプは2013年内にベータテスターに向けて出荷を始める。

 主な仕様は、CPUがCore i7-4770(3.4GHz)/i5-4570(3.2GHz)/i3のいずれか。GPUがGeForce GTX TITAN/780/760/660のいずれか。メモリが16GB、ストレージが1TB ハイブリッドHDD、電源が80PLUS GOLD準拠の450Wとされている。OSは当然SteamOSがプリインストールされているが、ほかのOSをインストールするなどの“ハック”も可能としている。

 本体サイズは約304.8×315×73.7mm。まだ製品が未完成であるとの理由で、外観は明らかにされていない。

(多和田 新也)